あなたは、こころも身体も軽やかに、才能と魅力にあふれて活躍できますよ。
毎日の疲れとストレスから、解放されます。そして、最高の体調で、やる気と集中力も高まります。その結果、どんな仕事も、家事も、勉強も、効率よくこなせるようになります。
今よりずっとラクに、望む結果を得られるようになっていけますよ。
そして、自分らしい才能を発揮して、周りにも良い影響を与えられる存在になることができます。
]]>トラブルや、ストレスになることが起こっても、動じなくなります。
心がザワつくことが起きても、イヤな気持ちが自然に消えていくようになります。直感力も冴えます。力まず自然体で動くだけで、物事がスムーズに進むようにもなっていきます。
不運な出来事にも押しつぶされることなく、チャンスとして活かせるようにもなれます。
その結果、大きな安心感に包まれて、どんな困難も乗り越えていくことができます。
でも、どうやって?って思われますよね?
そのためにできることは、たくさんあります。これさえやっておけばよい、という万能の方法はありません。
しかし、ある方法を併用すれば、ずっとスムーズに変われます。
それが、自然治癒力と潜在能力を最大限引き出すことができる、すごい方法です。
その実践をされた方々からは、次のようなご報告をいただいています。
以前はメンタル面も体力面もボロボロで、どこから手を付けていいか分からない状態でした。
慢性疲労で、まともに活動することはできないし、心の傷やトラウマは思い出されてくるし、辛い毎日がずっと続いていました。
人には、強い恐怖心を感じていました。ネットで副業を探しても、どれも上手くいかず、悪循環に陥っていました。
そんな状態から、今は、日中も普通に活動できるようになりましたし、過去の出来事が思い出されて苦しむことも、劇的に減りました。
他者に対する恐怖心も、仕事上のやり取りに困らないレベルまで回復しました。
そして、まるで引き寄せのように、割の良い仕事を見つけることもできました。その後も、何度も単価アップをしていただき、よいお付き合いをさせていただいています。
過去の最悪の状態と比べて、かなり改善されたので、もっと改善できる、と前向きに考えて行動できるようになりました。
得られた中で一番大きかったものは、人生は変えられるんだという希望ですね。
目覚めがスッキリです。
寝起きがいつも辛くて、なかなかベットから出られなかったのに、朝目覚めると、とにかく体が元気でエネルギーに満ちている感じで、体が自然にベットから出るようになりました。
たったの1日で、こんなに効果が出るなんて夢のようです。その晩は、元気になちゃって落ち着かなくて、部屋の掃除を一通りしてしまいました(笑)
それで睡眠時間が減っても、朝は元気に目覚められるので、得した気分でもあります。
この効果は、毎日持続しています。今後の変化が楽しみです。
しばらくは、大きな変化を感じませんでしたが、先週「至福感」のようなものがあって、涙が出てきました。
それまでは、「今の私があることに感謝しよう、しなければ」と思いながらも、心の中は不満ばかりだったと思います。
でも、「私は本当に幸せだ」と心から思えてきて、涙が出ました。
以前より積極的に、趣味にも仕事にも取り組めるようになりましたし、やろうと思ったことに対して抵抗感なく自然に取り組めることが増えました。
また、素の自分をいつでも意識できてる感じがあります。今までの気負いみたいなものがなくなっています。
直感や運は以前から良かったのですが、より良くなったのか、立て続けに幸せが舞い込んできています。
就職が決まり、今、研修の真っ最中です。
初めてやることばかりで、ほんとヒイヒイ言いながらやってますが(笑)、底には、なんとかなる、と思える自分がいます。
しかも、出来ないことがあるのが、あんまりこわくなくなった、というか、恥をかくのに、前ほど抵抗がなくなった感じです。
前は、器用になんでも、そつなくこなせる人に憧れて、比較して落ち込んでましたが、その人と自分は違うし、自分なりのやり方でいいんだな、って。
私のその経験が、私と同じように自信がない人に、自分の魅力や能力に気付いて輝くサポートをする時に、必ず役に立つ時がくるなって、すごく感じてます。
自然と、自分に向き合える。
自然と、行動したくなり、実際に行動する。
自然と、自分の本当にやりたいことに向かって、着実に進んでいっている。
そんな変化を自然と感じてます。
新しい世界に一歩踏み出してよかったなあ、って、今は心から思ってます。
気がつくとマイナス思考が心の中を支配し、自分の思考に押しつぶされて、心と体がどんよりと曇った感じになって重くなり、何もしたくなくなったり、欝っぽくなることが多かったのです。
しかし、そのような事がなくなり、うまく表現できないのですが、心の中が軽く明るい感じになってきました。
何だか、考えることなく体が動いて、とても軽いです。
思考があ〜だ!こうだ!言っても、巻き込まれたり引きずったりすることが無いため、たんたんと、やることをやれるような感じです。
余計なことに囚われないので、エネルギーの損失がないようで楽に活動できています。
日々、平穏に過ごしています。
頭の中には色々な想念が出てきますが、特にひっかかることもなく流れていく……そんな感じです。
心がざわつくようなことが起きても、自然と終息していく。無理に楽観的になろうとしたり、あれこれ操作しようとしたりする努力が起きてこない。
これは楽です!
※個人の感想です。効果の実感には個人差があります。
いかがですか?
体力、能力、メンタル、すべての面でバージョンアップできます。
たとえば、家事、育児、仕事で、毎日ヘトヘトな、お父さんお母さんでも、大丈夫ですよ。
ぐっすり眠れて、しっかり疲れが取れるようになります。そして、バタバタと忙しい日も、段取りよく、家事も仕事もこなせます。だから、気持ちにも時間にも、ゆとりが生まれます。
その結果、自分の時間も、家族との時間も、もっと楽しめるようになります。
もし、試験を控えた学生や、キャリアアップを目指す社会人なら、より高い目標を目指せます。
難しい勉強やスキルアップにも挑戦する、やる気が湧いてきます。そして、短時間でも長時間でも、ラクに集中できます。また、緊張する場面でも、落ち着いて全力を出せるようになれます。
そうして実力をつけて、より高い目標を達成できるようになっていけます。
カウンセラー、コーチ、ヒーラー、整体師なら、もっと多くの方に喜ばれるようになれます。
常に自分の体調をベストに保ち、専門技術も最高レベルで提供できるようになります。さらに、いわゆる悪い気を受けにくくなり、良い気を送って癒せるようにもなります。
つまり、誰でも、無理なく才能を発揮し、魅力的に活躍できるようになっていけるわけです。
その他、たくさんの方から、次のような報告をいただいています。
・短時間でもぐっすり眠れて、疲れが取れるようになりました。
・毎朝、スッキリ起きられるようになりました。
・家事や仕事を、楽に効率よくこなせるようになりました。
・勉強が、とても、はかどるようになりました。
・不安、イライラ、うつなど、イヤな気持ちが消えました。
・いい出逢いや、お付き合いに恵まれるようになりました。
・運がよくなりました。
・いい仕事が舞い込みました。
それを可能にするのが、才能と魅力を、自分で120%覚醒させる!すごい方法です。
今回、それを、10日間の無料メールセミナーとして、お伝えします。
私は、心理療法家とヒーラーとして、20年近く活動してきました。その経験の中で、クライエントさんが、自分でセルフケアとスキルアップができる方法を研究し、伝授してきました。
自分でできるようになるのが、一番いいですからね。
その中から、特にかんたんで効果の高い方法を、厳選してお伝えします。
自然治癒力と潜在能力を、自分で最大限引き出せるようになる方法です。
あなたも、こころも身体も軽やかに、才能と魅力にあふれて、活躍できるようになりますよ。
まずは、疲れた身体をリフレッシュして、毎日元気に動けるようになる方法から始めます。才能や魅力と言っても、その土台となるのは、何より健康ですからね。
次に、思い通りにならない出来事やネガティブ感情に、振り回されなくなる方法をお伝えします。イヤな気持ちになること自体が、どんどん減っていきますよ。
さらに、やる気と集中力を、スイッチひとつで高める方法もお伝えします。これで、眠っている才能を引き出して、グングン伸ばしていくことができます。
つまり、こころも身体も軽やかになり、秘めた才能を存分に発揮できるようになるわけです。
その結果、自然に魅力的な存在になっていきます。
どれも、普段の生活に手軽に取り入れられる方法ばかりです。
実際に、大きな変化を遂げた、みなさんからのご報告も、たっぷりご紹介します。
ただし、お伝えする方法が、自動的に変化をもたらすわけではない、ということは忘れないでください。電動自転車でいえば、アシスト機能のようなものです。
才能と魅力を、120%まで飛び抜けて覚醒させていくには、積極的な取り組みが欠かせません。他の方法と組み合わせることもできますので、どんどん工夫してくださいね。
そのやる気と努力が、もっと報われるようになりますよ。
ここで、全10回のメールセミナーの内容を、少しだけご紹介します。
10日間メールセミナー:才能と魅力を、自分で120%覚醒させる!すごい方法
1日目:「得た中で一番大きかったのは、人生は変えられるという希望ですね。」
2日目:短い睡眠でも、熟睡感が得られるヒミツとは?
3日目:「自分の時間が有効に使える事に感動でした。」
4日目:不安、イライラ、ウツが消えて、こころが軽やかになります
5日目:「子供にも感情的にならずに、叱ることができています。」
6日目:「私は本当に幸せだ、と心から思えてきて涙が出ました。」
7日目:やる気と集中力を劇的にアップするスイッチの入れ方
8日目:諦めないで!秘めた才能で、限界を突破する方法
9日目:「いいスパイラルに入って、人生が楽しくなりました。」
10日目:「自分の本当にやりたいことに向かって、着実に進んでいます。」
さらに、才能と魅力の覚醒を大きくサポートする、3つの特典をプレゼントします。
1通目のメールで、3つの特典をプレゼント!
一つ目は、以前、個人セッションやセミナーを受けた方だけに、配布していた音声と資料です。
1:あなたと周りの、才能と魅力を引き出す「ハートの調和瞑想」
あなたは、周りを巻き込みながら、才能と魅力を高められますよ。
たった数分で、自律神経が最高に整う瞑想法の、録音です。カンタンですが、効果は絶大です。
ストレスに直面しても、穏やかな心を保てるようになります。身体も健康になります。目標達成能力や直感力も上がります。しかも、その影響は自分だけにとどまりません。
会社組織やスポーツなら、チームの協調性が高まり、パフォーマンスが上がります。
カウンセラーや整体師なら、クライエントさんの心身に良い影響を与えられます。
家族や子供の、健康や活躍を願う方にもオススメです。
学術的にも、その効果が研究、証明されている、確かな瞑想法です。
この特典は、聴くだけでこの瞑想ができる約6分の誘導音声と、16ページの解説のセットです。それぞれ、Youtube動画とグーグルドキュメントですので、スマホで、いつでも実践できますよ。
2:聴くだけで才能の扉をひらく!脳波誘導の使いこなし方
脳波誘導を使えば、瞑想も、快眠も、集中力アップも、イヤな気分の解消も、かんたんです。
なかでも、iAwake社の脳波誘導音源は、特に強力です。スマホアプリからイヤホンで聴き流すだけで、脳が最適な状態になります。
私は、2006年以降、9000名以上の方に、脳波誘導音源の販売とサポートを行ってきました。その経験を基に、最も効果的な使い方をまとめてあります。
ぜひ使いこなして、才能を120%覚醒させてください。
音源ごとに、5〜67ページのマニュアルがあります。この特典も、スマホでも見やすいグーグルドキュメントでお渡しします。
3:スマホが波動発生器に!現実が変わるサトルエナジー活用法
SES社のサトルエナジーを使うと、スマホやパソコンが波動発生器になります。
健康、能力開発、スピリチュアルな成長など、50種類以上のポジティブな波動が、好きなだけ浴びられます。
その効果をフルに感じられる使い方を、ヒーラーとしての経験を基にまとめました。
セルフケアやスキルアップの成果が、実りやすくなりますよ。
60ページの分かりやすいテキストです。この特典も、スマホで、いつでも見返せるグーグルドキュメントでお渡しします。
この3つの特典は、登録後、すぐに送られてくるメールで受け取れます。
あなたも、才能と魅力を、自分で120%覚醒させていきませんか?
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無料メールセミナーですので、もちろん無料です。メールが届くメールアドレスだけご用意ください。
お勧めは、Gメールです。携帯会社のメール、ヤフーメール、ホットメール、iCloudなどは、お勧めしません。
スマホで、迷惑メール防止設定をされている方は「@dream-healing.com」ドメインのメールが届くように、設定しておいてください。
お名前は、名字のみ漢字で書いてくださいね。
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]]>あなたも、たった20分で雑念が静まり、至福感に包まれる深い瞑想ができるようになります。
瞑想を全くしたことがなくても、かんたんに深い瞑想状態に入ることができます。
瞑想を長年続けている場合でも、さらに深い至福の瞑想状態に、あっという間に入れます。
日々のストレスやネガティブな気持ちも、瞑想中に、ただ眺めているだけで消えていきます。そして、日常生活の中で、イヤな気持ちになること自体が減っていきます。
そして、いつでも「今ここ」に集中し、本来の才能を120%発揮できるようになります。
]]>こころが穏やかになり、心地よい人間関係を築けるようになります。もし望まれるなら、大切な人のそばにいるだけで、その人が落ち着き、元気になっていく。そんな存在になることもできます。
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そのヒミツは、米国iAwake社(アイ・アウェイク社)が開発した、プロファウンド瞑想プログラム3.0という瞑想用音源です。
プロファウンド瞑想プログラムを使った瞑想のやり方は、かんたんです。
たった20分、ラクな姿勢で座って、スマホから脳波を誘導する音源を聴くだけです。
それだけで、何十年も修行した僧侶と同等の、深い瞑想状態に入ることができます。
あなたも、心も身体も軽やかに、充実した幸せな毎日が送れる瞑想を、始めてみませんか?
]]>現在は、米国iAwake社(アイ・アウェイク社)のスティーリング・フロー・プラス(Stealing Flow Plus)をオススメしています。
脳を最適化して、圧倒的な行動量で、これまで以上の結果を出せるようになります。
]]>次の8トラックのセットです。
・01 Warm-up(やる気スイッチ、朝や仕事前の瞑想)
脳が目覚めて、やる気スイッチが入ります。
毎日使いこんでいくと、自分でも、やる気スイッチを入れやすくなっていきますよ。
・02 Stealing Flow(ラクな集中力)サブリミナル・メッセージ有り
・03 Stealing Flow(ラクな集中力)サブリミナル・メッセージ無し
2番目と3番目のトラックは、同じ脳波に誘導します。
クリエイティブに、サクサク仕事や勉強が、はかどるようになります。
長い時間、作業を続けても生産性が落ちませんし、気分的にも、かなりラクです。
リラックスした集中状態の合間に、ヒラメキが生じるよう、脳波誘導が工夫されています。
・04 High Focus(やる気、高度な集中力)
エネルギー感が高まって、やる気と集中力が、グッと高まります。
思考力と注意力が高まるので、難しい課題や、細かい作業などに取り組む時にも、オススメです。
・05 Breakthrough(ヒラメキ、行き詰まりの打開)
ブレインストーミング、問題解決など、クリエイティブな思考プロセスが要求される仕事が、はかどります。
細部にこだわらずに、全体を見渡しながら、リラックスして作業できるので、いい感じにまとまります。
問題の突破口が見えない時や、考えが堂々巡りして議論が行き詰った時などにも、お勧めです。
・06 Relax, Release, Recharge(リラックス、疲労回復、充電)
こころと身体を休息させて、充電できます。
いわゆるグラウンディング(地に足をつける)ができて、すぐに落ち着きが取り戻せます。
・07 Gamma(高度な問題解決力)
高度な問題解決能力や、複雑な情報の全体像をつかむ能力が、高まります。
集中力を切らすことなく、大量の知識の中から、必要な情報を引き出してまとめやすくなります。
その他、朝一番で聴いておくと、その日一日、高いエネルギーレベルを維持しやすくなります。
・08 Power Nap(昼寝)
25分で、普通の昼寝よりも、深く休息できます。
もうひと頑張りしよう!という、フレッシュな、やる気を取り戻せます。
以上、25分x8トラック 合計200分(3時間20分)の豪華な脳波誘導セットです。
現在は、米国iAwake社(アイ・アウェイク社)のプロファウンド瞑想プログラム3.0(Profound meditation Program)をオススメしています。
]]>渡辺高史です。
僕は、そのインサイトCDに惚れ込んだので、この13年間、自分でも使ってきたし、販売代理店やユーザーサポートまでやってきました。
しかし、それよりスゴイ音源を見つけてしまいました。。。
・寝つきがよくなる。目覚めがよくなる
・短時間でも、深く快適な休息が取れる
・体の疲れやコリが取れやすくなる
・沈み込んだ気分(ウツ)が楽になる
・元気や、やる気が自然に湧いてくる
・雑念が減り、やりたいことに集中・没頭できる
・いいアイディアがどんどん思い浮かび、行動力も自然に上がる
・物事をありのままに冷静に観察できるようになる
・直感が冴え、思ってもみなかった簡単な形で問題解決できるようになる
・運の良い偶然に気づいて、活かしやすくなる
・ピンチをチャンスにできる冷静さと賢さが磨かれる
・感情に振り回されなくなり、平穏で幸せな時間が増える
・表情や雰囲気がスッキリして、他人にもその変化が分かるほどになる
・脳神経系の新たなシナプス結合が強まり、脳の潜在能力が開発されてくる
ところがっっ!!
つい先日、そのインサイトCDよりもスゴイ音源を見つけてしまったんです!!
すいません。何せ13年ぶりに、いいものを見つけたので、ちょっと興奮しています(笑)。
僕も結構マニアなので、いろんなのを試していますが、こんないいもの、滅多に出会えるものではありません。
僕自身、その【新しい音源】に惚れ込んでしまったので、早く皆さんと共有したくて、書いています。
<h3>約1ヶ月で僕に起こった大きな変容(と、収入面での変化)h3>
インサイトCDよりスゴイ音源を聴いている時の僕の個人的な体感と、その後の実際の収入面での変化についてです。
僕の個人的な体感(臨場感)としては、
自分の身体の周りと内側に、白い光でできた卵型のオーラの層とバリヤができて、
それが「身体の次元」にも「気の次元」にも心地よく浸透してきます。
その光の卵の中で、
・不安・恐怖・迷いなどのネガティブな感情に、ただ気づく
・その感情に伴った身体の緊張を、ただ感じる
・自己否定感や他者への怒りなどなどを、ただ眺めている
そうしていると、ただそれだけで他に何もしなくても、そうした感情や緊張や認識が、勝手に溶けていきます(楽になります)。
身体の疲れや緊張も、どんどんほぐれていきます。
・ネガティブな感情からの解放
・不要な思い込みや自己否定、他者否定からの解放
・思考レベルに留まらない、体感レベルでの解放
これらの効果は、ぜひ、長らく悩まれている方にこそ、実際に体感していただきたいです。
<h3>僕が、最初の1ヶ月で楽になったことh3>
僕が、最初の1ヶ月で楽になったことを、シェアしますね。
まず、自分でも無自覚なうちに、こんな思い込みを持っていることに気づけました。
「だらけていてはいけない」
「人の感情を害さぬよう、その期待に応えなければいけない。」
「さもなければ、嫌われ、責められ、社会的に抹殺され、孤立させられる」
「自分の望みを実現するためには、一番嫌なことや、一番やりたくないことをして自己犠牲を払わなくてはいけない」
こうした思い込みに明確に気が付き始めた当初は、かなり混乱しました。
気づいた思い込みは、偏った考え方ですし、自分を苦しめる考え方です。
手放しても構わないものなんだけれど、あまりにも自分に馴染んでいる考えでもある。。。
いざ手放そうとしても、人に嫌われたり責められたりしそうで怖かったり、その代わりに何をしたらいいのか分からなかったりしました。
かなりの混乱が起こったんです。
頭痛がしたり、眠れなかったり、逆にずっと寝込んだりしていました。
古い考えと感情がセットになった
「こうすべき」
「こうすべきでない」
「さもないと受け入れてもらえない」
などといった思い込み。
そして、新しく生まれてきた
「そうしなくてもいい」
「好きなように生きてよい」
「受け入れられるから大丈夫」
という解放的で楽になる考え方。
その2つが、乱闘するかのように、渦を巻いて入り乱れていました。
その体験の詳細を書くとかなり煩雑になるので割愛しますが、かなりドロドロした体験でした。
たとえるなら、映画『マトリックス』3部作の最後の最後のシーンで、
ネオ(主人公・救世主)とスミス(宿敵)が、延々と戦い続けるシーンに似ているかもしれません。
ネオが強くなればなるほど、それに合わせてスミスの量(コピー)も増え、強さも増し、いつまでも戦いが終わらない・・・
僕は、その混乱をただ味わい、ただ眺め、
「すべては自分が選び、作り出している現象だ」と認めて、ただ呼吸を続けていました。
そして、自分が一体どうしたいのか?何を選びたいのか?を自分に問い続けました。
そして、古い考えや感情も、新しい解放的で楽になる考えも、どちらも自分のものとして、ただ認め、受け入れるように味わい、眺めていました。
変わりたい自分だけでなく、変わりたくない自分もまた、偽りない自分の一部として認め、自覚していきました。
そうすることが、出口だと知っていたし、分かっていたからです。
ある時期には悶絶し、またある時期には途方に暮れ・・・
またある時期には、誤魔化しながら生きようとする姑息な自分に操られたり、辟易したりしながら。。。
そのプロセスで、新しい音源が、かなりの助けになりました。
新しい音源なしでは、これほど楽でもスピーディでもなかったと思います。
単に「悪い状態」から「よい状態」へ水平移動するのでは、意味がありません。
「よい」のも「悪い」のもどっちもOK。
実は、よいも悪いもなかった。
そのうえで、自分がどうしたいかに気づき、自由に自己責任で選ぶ。
そう実感・選択できるような【垂直方向】へと進化しなければ、いつもまでも「よい」と「悪い」の狭間で、右往左往し続けることになってしまいます。
僕がいつだって本当に望んでいるのは、その垂直方向への進化なのです。
<h3>3週間ほど続けていくと・・・h3>
3週間ほど続けていくと、その混乱も徐々に楽になってきて、4週目を過ぎたある日、変化の臨界点を超えた感覚がありました。
「だらけて、人の期待に応えず、やりたくないことはしないで、自分が『心からしたい』と思うことだけしても構わない。」
「僕が本当にしたいことは、
『自分(とあなた)にあった生き方を、自分(とあなた)自身が工夫して、見つけて、新たに創りだしていけるように応援すること』だ。
その応援の一環として、僕が本当に良いと思えるものだけを使いたいし、紹介する仕事もしていきたい」
「自分は好きに生きていいんだ」
「僕には、その情熱と才能がある」
自然にそう思えるようになったし、そう思うことに安心・安全を感じられるようになりました。
いろんな自分にOKを出せるようになってくるにつれて、自分のしたいことが明確に浮き上がってきて、それをやりたい気持ちも強くなってきました。
で、ここからが少し不思議なんですが、その確信が強まってきたら、
何も宣伝や告知をしていないのに、高額のヒーリングサービスが、いくつも売れるようになり始めました。
何年もほったらかしにしていたサイトから依頼があったりもしました。
この【新しい音源】についても、メルマガで思うがままに紹介したら、たくさんの人が気に入って購入してくれるようにもなりました。
ぜんぜん頑張っていなくて、自分の好きなようにしているだけなのに。
「この道を外れなければ、今後も絶対大丈夫だ」という根拠のない確信も、こんこんと湧いてくるようになりました。
不思議なことに、それは力強さを伴った確信ではなく、とても静かで落ち着いた確信です。
たとえるなら、まるで空気があるのが当たり前なのと同じくらい、「大丈夫だ」という確信が、当たり前に感じられています。
その透き通った確信に従って生きることを決めたら、なぜか、何もしないうちから、実際の現実も豊かでいい流れになってきているのです。
<h3>内なるあり方と、外なる現象は、表裏一体ですh3>
僕は、この【運がいい流れ】【自然と調和したあり方】を、あなたにも体験していただきたいと思っています。
もし、あなたがそれを望むのであれば。
仲間が増えたら僕も楽しいし、嬉しいし。
あなたの身の回りで起こる現象や、あなた自身がする体験は、あなた自身の「内なるあり方」と、表裏一体です。
もしあなたが、自然と調和した「内なるあり方」を生きることによって、人生を豊かにしたいのであれば、この【新しい音源】は大きな助けになるでしょう。
というか、人生を真に豊かに生きるには、「内なるあり方」を自然と調和したものにするのが唯一の道です。
僕には、そんな静かな確信があります。
お金であれ、健康であれ、人間関係であれ、「外側の現象」と「内なるあり方」は、表裏一体です。
特に、悩みや願望が強い人ほど、ドラマチックな物語を生み出しながら、どんどんどんどん、より大きな調和へと人生が展開していくでしょう。
「この【新しい音源】さえ聞いていればいい」なんていうのはウソなので、そんなことは言いません。
僕も、【新しい音源】を聴く以外のことも、たくさんやっています(それについては、また今度)。
でも、かなり大きな助けになることは請け合います。
<h3>【新しい音源】の試聴ができます。h3>
渡辺高史
ある女の子のGPTが8と一桁まで減少していたので、私は「夜は良く眠れますか?」と聞いてみました。
(註:GPTとは肝機能状態を示す数値)
すると何度も目が覚めてしまって寝付けないので、睡眠不足になっている・・・と言うのです。
「怖い夢を見て起きちゃうのかしら?」と聞くと、その通りで、あまりに怖くて飛び起きるときもあると言うではありませんか。
B6欠乏は怖い夢をみがちです。
赤ちゃんの夜泣きもB6不足が原因で、B6を補給するとその晩から夜泣きがピタリと止んでぐっすり寝てくれますよ〜・・・
なんてついでに話したら、付き添っていたお母さんが、
そう言えばこの子は夜泣きがひどかったんです〜・・・と話し出して、自分の娘が毎晩怖い夢で睡眠不足になっているなんて知らなかったようでした。
睡眠に関係するメラトニンは、セロトニンから作られます。
トリプトファンからセロトニンが合成されますが、その時に必要なのがビタミンB6やナイアシンなのです。
このような脳内神経伝達物質と密接に関係していますので、B6欠乏は良い睡眠を得られなくなるのです。
またつい先日お会いした女性のお孫さん(とてもかわいい1歳の赤ちゃん)は、夜泣きがはじまったころに、少量のビタミンジュースを飲ませたところ効果覿面で、ビタミンがこんなに夜泣きと関係があるのかとびっくりされていました。
いかがでしょうか?
ビタミン欠乏によって、精神状態が不安定になることがある、というお話です。
そこで、インサイト・フォーカスCDとの関連で話を進めたいと思います。
ごくまれにですが、インサイトCDを聴き始めて、
・かえって寝つきが悪くなったとか、
・悪夢をよく見るようになったとか、
・昼間にイライラ・不安感などが出るようになった、
という方がいらっしゃいます。
その対処法をお示しするために、インサイトCDの脳への作用の仕方も含めて、順番に説明していきましょう。
まずインサイトCDは、脳神経同士のネットワークがより綿密になっていくように、脳神経系を【刺激】して成長させる作用があります。
脳はその【刺激】に対応するために、様々な神経伝達物質や脳内ホルモンを放出したり、樹状突起とよばれる神経の末端を成長させます。
その時、脳に充分な栄養が供給されていれば、快適な瞑想になります。
快適な瞑想体験としては、
・気持ちよくなったり
・頭が空っぽになってスッキリ瞑想できたり
・ぐっすり眠れたり
・睡眠時間が少なくて済んだり
・はたまた脳機能が活性化して、ひらめきやシンクロが起こりやすくなったり
までします。
しかし、ビタミンB群などの必須栄養素が不足した状態のままですと、
・気分が安定するために必要な【セロトニン】
・睡眠を誘導する【メラトニン】
・気持ちよさを感じる【エンドルフィン】
などなどの脳内物質を生成することができなくなるだけでなく、数少ないそうした栄養素や脳内物質を【どんどん消耗】してしまいます。
その栄養消耗状態の結果、
・かえって寝つきが悪くなったとか、
・悪夢をよく見るようになったとか、
・昼間にイライラ・不安感などが出るようになった、
ということが起こりえるのです。
多くの方に共通して必要な栄養素は、
・たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品など)、良質な脂質(魚、EPA/DHAなど)、
・ビタミンB群、核酸(RNA/DNA)、ビタミンC、亜鉛
などです。
■食事や栄養素補給についての概要をもう少しお知りになりたい方は。。。
上記ページでは、私個人が実際に分子矯正栄養療法を受けてみた感想や、今日からすぐにできる食事摂取法が載った参考書籍の紹介などをしています。
■さらに興味を持って詳しく学びたいという方は。。。
を読んでいかれるとよいと思います。
とても過去ログが充実していて、充分に読んで理解していくには、時間がかかるかもしれませんが、事実に基づいた良質な情報が満載です。
わたしなど、食事と健康と医療への価値観が全く変わってしまいました。
■サプリメント紹介ページを改定・項目追加しました
またよりお手軽に、高品質のサプリメントを手に入れて頂けるよう調査を続けています。
今回の悪夢や不安・イライラに関連したことで言いますと、ビタミンB群の摂取が重要なのですが、
そのビタミンB群が体内で確実に有効利用されるためには、【核酸(RNA/DNA)】が栄養素として必須だ、ということが分かっています。
かつてビタミンB群を試して効果を感じにくかった方も、また試したことがない方も、是非心の片隅に覚えておいてください。
核酸(RNA/DNA)のご紹介を追加したページは下記です。
■その他、インサイト・フォーカスユーザーさんにお勧めできるサプリ
では、ただビタミンB群と核酸だけとればいいかというと、必ずしもそうとも言えません。
1)必要な種類の栄養素をきちんと組合せて、
2)必要充分量摂取する、
という【2段構え】が重要になります。
それは単に個人差がある、ということだけではありません。
一つの栄養素は、単独では効果を発揮できず、他の栄養素たちと複雑に連携して、身体を健康に保つ作用を発揮するからです。
私は、たくさん買わせようと思って書いているのではありません。
身体の仕組みがそうなっているし、個人や生活習慣の違いによって、必要な栄養素の量と組合せが変わってくるのは当然のことだから、お伝えしたいのです。
そこで、3)でご紹介している最基本サプリに加えて、それと組み合わせて摂取すると、より効果が高まるいくつかの基本栄養素をご紹介したページを作成しました↓
栄養摂取は、脳と身体を最適化するための不可欠な要素の一つです。
身体の状態がよくなると、精神状態や仕事の効率などもアップしますし、インサイト・フォーカスCDの効果も出やすくなります。
インサイト・フォーカスCDは、ただ聴くだけで、健康な脳がさらに、快適に機能するようにパワフルに補助します。
その結果、
・深い瞑想が可能になったり
・目からウロコの気付きが生まれたり、
・ぐっすり眠れるようになったり、
・ストレスから解放されて清々しい気持ちになったり、
・元気が出てきて、やる気に満ち満ちてきたり
・人から「顔つきが変わったね」と言われるようになったり、
・長時間の集中が楽にできるようになって、試験に合格したり、仕事がはかどったり
・自分のやりたいことが分かるようになってきたり、
・夢は実現できるんだ、という確信が持てるようになったり、
・ひらめきやインスピレーションを得て、難問・難題が解決してしまったり、
そんなことが可能になっていくのです。
食べ物と夢の実現は密接な関係にあるのです。
これら『心身の健康の仕組みと栄養素との関係』についての情報で、あなたが、よりよい生活・人生へと躍進されるきっかけとなれば幸いです。
なお、もし健康状態が思わしくなく、サプリメント摂取について不安があったりどれを選んでよいか分からない、ということがありましたら、是非、分子矯正栄養医学の専門医療機関を受診されることをお勧めします。
とても丁寧に、細かく教えてくれますよ。
> はじめまして、こんにちは。
> 先日購入させていただきました、NMといいます。
> 届いて以来、毎日聴いています。
> アファメーションをしたり、イメージングみたいなものをしたり、呼吸法など、
> できる範囲で色々なやり方を取り入れながら毎日続けておりますが、
> 少し気になる事が出てきましたので、メールさせていただきました。
>
> まず、聴いている最中なのですが、瞑想に入っているのか、
> 眠りに落ちたのか、分からないことが多いです。
> 15分くらい意識がなく、ハッと気が付いてその後はそわそわします。
> 夢みたいなものを見た気がする・・・って感じです。
> これはやはり、眠っているだけなのでしょうか・・・?
>
> あと、もうひとつ、復縁を願ってアファメーションをしているのですが、
> 昨日から急に、聴いていない時間(昼間)に、その人にされた、悲しかった事、
> 相手を信じられなかった出来事、
> そして、この人でほんとにいいのかという迷いが出てきました。
>
> マイナス思考や不安は、アファメーションやイメージングには駄目だと、
> 今までは無理矢理考えないようにしていたのですが、
> どうにも考えを追い出すことができません。
> これはインサイトCDを聴いているからでしょうか?
> だとしたら、回数を減らすか、時間を減らすなどした方がよろしいでしょうか?
> もしくは、私の聴き方が悪いのでしょうか?
>
> というのも、トラック1の最中に暇になったら、無理をせず目を開けたくなったら開けますし、
> 動きたくなったらもぞもぞと動いております。
> トラック2からは目を閉じてゆったり聴きますが、最初に書いた通り、
> すぐに意識がなくなり、気が付くと落ち着かずに聴くのをやめております。。。
>
> ただ、すっきりするとか、これといったプラスの実感はまだ経験ないですが、
> 通勤中や、帰宅後に自然と聴きたくなります。
>
> 聴き方や、対処など、是非、アドバイスをいただければと思います。
> 宜しくお願いします。
NMさま
ご質問ありがとうございます。
CDサポートのわたなべです。
> 届いて以来、毎日聴いています。
毎日聴いておられて、何かしらの【変化】が現れている、
ということは、それがどんな経験・感情であったとしても、
過渡期として必要なことが起こっているに過ぎませんので、
まず、全体としてどんな経験をされても【大丈夫なんだ】
ということをお伝えしたいと思います。
CDを聴くと、脳神経系や潜在意識が揺り動かされて、
いろんな反応が出てきます。
それは身体が揺れることであったり、嫌な過去を思い出すことであったり、
望まない未来を心配してしまうことであったり、
落ち着かなくなることだったり、眠くなってしまうことだったり、
さまざまですが、いずれ通り過ぎて違う経験をするようになります。
以上は、大雑把な大枠の説明です。
その上で、細かいところを丁寧にご説明いたしましょう。
> アファメーションをしたり、イメージングみたいなものをしたり、呼吸法など、
> できる範囲で色々なやり方を取り入れながら毎日続けておりますが、
できる範囲で工夫して続けておられる、というのはいいですね。
時々、できないことをやろうとして悩んで相談される方がいらっしゃるので。。。
> 少し気になる事が出てきましたので、メールさせていただきました。
> まず、聴いている最中なのですが、瞑想に入っているのか、
> 眠りに落ちたのか、分からないことが多いです。
最初はそういうことはよくあります。
今のままの状態で全く問題ありません。
インサイトCDで誘導する脳は状態は、デルタ波といって、
熟睡している時と同等の深い脳波ですので、
最初のうちは眠くなる方は多いです。
また、瞑想なのか、眠りに落ちたのか分からない状態、
というのは、かなり深い瞑想状態だと考えられてよいと思います。
完全に眠り込んでしまわないように、横になって聞くことはせず、
上半身を起こして楽に聴かれていれば、問題ないでしょう。
NMさんは既にインサイトCD本来の効果を脳に与えて続けておられます。
(それは、メールの内容からあきらかです)
聴き続けていくうちに、だんだん静かな意識を保っていられるようになりますので、
気楽に気長に続けてみてください。
無理に起きていようとか、意識を無にしようとか、
ポジティブなことを考えようと、頑張る必要もありません。
【自然に】変わっていきます。
> 15分くらい意識がなく、ハッと気が付いてその後はそわそわします。
>
> 夢みたいなものを見た気がする・・・って感じです。
> これはやはり、眠っているだけなのでしょうか・・・?
きわめて順調ですね。
単に眠っているだけとは違う反応でしょう。
単に眠っているだけだとしたら、15分してハッと気がついたり、
その後そわそわしたり、ということは起こりません。
インサイトCDを聴いていると、(特に聴き始めの時期には)
意識を失ったかのような状態になったり、夢見のような状態になったり、
飽きてきたり、そわそわしたり、ということは、本当によくあります。
指示通りの使い方をされていると思いますので、
これも全く問題ありません。
> あと、もうひとつ、復縁を願ってアファメーションをしているのですが、
> 昨日から急に、聴いていない時間(昼間)に、その人にされた、
> 悲しかった事、相手を信じられなかった出来事、
> そして、この人でほんとにいいのかという迷いが出てきました。
こういうこともよくあることなので、順調な証拠です。
これについては、もう少し詳しく説明しましょう。
嫌な出来事や気持ちというのは、誰でも思い出したくないものなので、
潜在意識のオクに抑圧されて、閉じ込められてしまいがちなんですが、
インサイトCDを聴くと、人間である限り感じて当然の【つらさ】や【悲しさ】が、
表面に出てくることがあります。
一種の浄化反応、感情の正常化反応です。
誰だって、(例えば)嫌われたらつらいし、振られたら悲しいものです。
それ自体は、全く正常で健康な感情反応です。
それに、そういうつらい経験をするきっかけになった相手に対して
「この人でほんとにいいのか?」
という迷いが出るのも、全く自然な気持ちの流れです。
(・・・何だか切ない感じがしますね・・・・・・・・(独り言))
誰だって、つらいものは嫌だし、本当に幸せな関係を望みます。
それは、もちろん、NMさんにも当てはまることでしょう。
> マイナス思考や不安は、アファメーションやイメージングには駄目だと、
> 今までは無理矢理考えないようにしていたのですが、
> どうにも考えを追い出すことができません。
> これはインサイトCDを聴いているからでしょうか?
インサイトCDの影響でしょうね。
そして同時に、これはきわめて順調に潜在意識の浄化・感情の解放が
起こっている証拠でもあります。
どうか、あまり心配しないでくださいね。
インサイトCDには、潜在意識の中から、マイナス記憶や不安を
追い出そうとして顕在意識に押し上げる作用があります。
せっかく、浄化・解放されようとしている感情や記憶を
無理やり考えないようにしようとか、追い出そうとすればするほど、
逆に、表に出てきやすくなりますよ。
たとえて言うなら、
カーペットに掃除機をかけると、目に見えていなかった埃やゴミが、
掃除機のゴミパック部分に集まって、どんなごみがあったか分かるようになり、
最後には、それを手にとって捨てるじゃないですか。
それと同じように、
潜在意識にあって見えない感情のほこりが、
インサイトCDを聴くと顕在意識に一旦のぼってきて、
その後、解放される。
そういう順番があるんです。
別の言い方でも、説明してみましょう。
NMさんは、つらかったのです。
NMさんは、悲しかったのです。
NMさんは、あんな扱いではなく、こんな扱いをして欲しかった、と
反応しているのです。
それは正常で健康な感情反応ですので、いくら押さえつけてもでてきます。
そして、インサイトCDを聞いている最中に出てくるこれらの正常な感情反応や、
自然に湧いてくるネガティブなイメージは、
絶対にネガティブアファーメーションとはなりませんので、
ある意味、吐き出したり、垂れ流したり、浸ったりしてもいいのです。
(ちょっと雑な言い方ですが)
つまり、インサイトCDを聞いている最中に出てくるそのイメージや感情が原因で、
もっとつらくなったり、もっと悲しくなったり、というようなことは
【絶対に絶対に起こりません。】これは保証します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
むしろ、それらの感情やイメージを受け入れずに、
無理に押さえ込めば押さえ込むほど、もっとつらくなったり、悲しくなるような
出来事が増えたように感じるようになるでしょう。
インサイトCDを聴きながら出てくるネガティブな感情やイメージは、
未来に向かって嫌な現象を作り出す類のものではなく、
過去に発散されずに蓄積されてきた感情やイメージが
今まさに【解放されるべく出てきているだけ】だからです。
ご自身のつらさや悲しさを、
「私はつらかったんだ」
「私は悲しかったんだ」
「私はこうして欲しかったんだ」
という風に、まずはご自身で認め、受け入れ、許し、自分を慈しむことです。
例えば、頭をぶつけて泣いている幼児がいたとします。
痛いから泣いています。
その時、NMさんは、「泣いたらもっと痛くなるから泣くな、笑え!」
と命令するでしょうか?(分かりやすくするために極端に書いています)
きっとそうではなくて、その子を抱きかかえるようにして、
「ああ、痛かったねえ、痛かったねえ、痛いの痛いの飛んでけ〜〜」
って、なでなでしてあげるでしょ?
そうしたら、すぐに泣き止んで、自然に元気に遊びだすでしょう。
そんなことを繰り返しながら、幼児は、どうしたら痛いことになるのか、そして、
どうしたら痛くないように遊べるのか、
そして遊んでいれば、痛い思いをするかもしれないけど、
でも楽しいから遊ぶし、スリルを感じることもある。
そしてもし万が一痛くなっても、
「痛いの痛いの飛んでけ〜〜」が、あるから大丈夫なんだ、
ということを学んでいきます。
> だとしたら、回数を減らすか、時間を減らすなどした方がよろしいでしょうか?
> もしくは、私の聴き方が悪いのでしょうか?
聴き方は全く悪くありません。今のままの聞き方でよいでしょう。
回数や時間も減らさなくていいと思います。
> というのも、トラック1の最中に暇になったら、
> 無理をせず目を開けたくなったら開けますし、
> 動きたくなったらもぞもぞと動いております。
これも問題ないですね。
今の調子で、動きたがっている身体を観察しながら、
気持ちよくモゾモゾ動くといいでしょう。
動きたがっている身体を、ほんの少しだけ手伝ってあげるように、
気持ちよく、モゾモゾしてあげてください。
モゾモゾ動くと、身体が心からゆるみやすくなるので、
健康面でもいい影響がありますし、
ストレスも解放されやすいことが多いです。
> トラック2からは目を閉じてゆったり聴きますが、最初に書いた通り、
> すぐに意識がなくなり、気が付くと落ち着かずに聴くのをやめております。。。
これも、問題ありませんね。
順調すぎるくらい順調な反応です。
意識がなくなる感じも、深い瞑想状態の証拠です。
その後に「気がつくと」という言葉があるのも、
完全に眠り込んでいるのではない証拠ですね。
というのは、意識がないようでも、脳や潜在意識がインサイトに反応しているんです。
なので、あるタイミングで突然脳や潜在意識が「落ち着かなさ」を発信してくるんです。
私たちの意識の外で、インサイトCDと脳・潜在意識はちゃんと働いてくれていますよ。
インサイトCDの理想的な状態は、身体が起きていて、
意識が休んでいる状態なんですが、
NMさんの反応はまさにその典型的な良い例です。
落ち着かずに聴くのをやめてしまう、というのも、
「今の段階では、これくらいにしておくのがよい」
ということを脳と潜在意識が教えてくれているわけですから、
それに従って、聴くのをやめるのが一番いいです。
少なくともそう感じるまでは30分以上聴いておられるわけですから、
ちゃんとインサイトCDの効果は届いています。
そのうち、聴いている時の反応は変わっていきます。
下記も参考になるかと思います。
> ただ、すっきりするとか、これといったプラスの実感はまだ経験ないですが、
> 通勤中や、帰宅後に自然と聴きたくなります。
いいですね。自然な欲求に従って、聴き続けられるとよいと思いますよ。
> 聴き方や、対処など、是非、アドバイスをいただければと思います。
たしかに、色んな反応が出てくると、
「これでいいのかな?」と思われるのは当然のことと思います。
NMさんの場合は、どの部分を見ても、
順調に進んでいる証拠にあふれていますので、
その辺は安心されてよいと思います。
以上回答になりましたでしょうか?
またご利用になりながら、ご質問ご感想などございましたら、
お気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
感謝をこめて。
わたなべたかし
インフィニティ・プログラムの効果を存分に感じていただくためにも、
この解説とご使用方法をよくお読みになってお使いください。
インフィニティ・プログラムは、ご利用解説どおりにお聴きになりませんと、
本来の効果が得られない場合がありますので、ご注意ください。
開発元のImmrama Institute(イムラマ研究所)は購入者へのアフタフォローも万全な会社です。
英語に問題のない方は、直接質問されるのもよろしいかと思いますが、
http://www.immrama.org/
できうる限り私もお客様のサポートをさせていただきますので、
疑問、質問、不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。
多少お時間いただくかもしれませんが、Immrama Institute(イムラマ研究所)と連携をとってできうる限り回答させていただきます。
この解説は、PDFファイルで印刷用をご用意いたしました。
(解説は雨音バージョン/波音バージョン共通です)
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パスワードは、ご購入方法紹介ページに記載の方法にてご請求ください。
パスワードを入力してエラーになる場合には、
上記ページよりアドビリーダーを最新版に更新してみてください。
ほとんどの場合それで解決します。
私はよくありました(汗;)
また、仕事やストレスで、肩こり・頭痛・胃痛・腰痛など、
身体が固まってしまうことはありませんか?
私はよくありました(汗汗;)
インサイトCDを聴きながら(特に聴き始めたばかりの時期に)、
不快な感情・夢・記憶・疲れなどが噴出していませんか?
私もそうでした(笑)。
そんなときは、身体からアプローチするのもきわめて有効です。
身体が深いところからゆるむと、脳も気持ちもリラックスして、良い考えも浮かびます。
今回は、
・どんなに面倒くさがりな人でも
・どんなに運動嫌いな人でも
・どんなに引きこもっている人でも
・重病で寝込んでいる人でも
・寝たきりの人でも
寝ているだけで身体が深いところからゆるみ、
脳と気持ちがリラックスする、超簡単な方法をお教えします。
悩みが気にならなくなったり、☆ひらめき☆が生まれたり、
開き直ることができたり、やる気が出てきたりします。
ちょっとした頭痛や身体のゆがみも取れちゃいます。
しかも、お金もかかりません。
【保存版】として大公開します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
インサイトCDで不快感が出やすい方や、聴く時間や頻度を少なくしている方は、
この方法を【代わりに】やるのもお勧めです。
■みずぽっと瞑想法のやり方■
水のゆらぎ効果を利用して、
身体を深いところからゆるめ、リラックスできるようになる瞑想法です。
インサイトやドリームウォークとの併用で相乗効果も期待できます。
(フォーカス用のやり方は別の機会にお伝えしますね。)
・用意するもの
ペットボトル1〜3本(350〜500ml)
ペットボトルには、水を1〜2cm入れておきます(入れすぎないこと)。
・やり方
1)仰向けで寝ます。
2)ひざは立てても伸ばしてもどちらでも構いません。
3)体の上にペットボトルを置きます(後述)。
4)しばらく深い呼吸を意識して続けます。
5)途中で寝てしまっても構いません。時間制限もありません。
6)起きていられるようであれば、自分の身体や呼吸の「微妙な変化」に気づきましょう。
7)インサイトCDやドリームウォークCDを聴きながらですと、相乗効果があります。
8)インサイトCD等で不快感が強い時期の方は併用ではなく【代用】としてください。
〜*〜*〜■ペットボトルの置き場所 基本3ポイント■〜*〜*〜
ペットボトルと置く場所は、実は身体のどこでもいいのですが、
基本となるポイントが3箇所あります。
1)【おへそ周辺】
【おへそ】や【おへその下数センチ】に置くと、自然に腹式呼吸が促されます。
すると、
・ハラが据わった状態
・精神が安定した状態
・グラウンディングしやすい状態
になりやすくなります。
冷静になりたい方、気持ちを落ち着けたい方、
物事にじっくりと取り組めるようになりたい方、などにお勧めのポイントです。
続けると便秘・生理痛・冷え性などの解消にも役立つポイントです。
2)【胸】
【胸】に置くと「胸の詰まり」がとれて開き、
呼吸が楽に深くなったり、気分や感情が穏やかになっていきます。
呼吸の浅い方、気分が塞ぎがちの方にはお勧めのポイントです。
3)【額】
【額】におくと、頭蓋骨が自動調整されます。
眉間のしわの部分の緊張がほぐれたり、鼻の通りもよくなったりします。
終わった後に鏡を見ると、目が開いたり、表情がスッキリしてきます。
頭脳をよく使う方、頭痛のある方、脳が疲れている方、目が疲れている方、
などにお勧めのポイントです。
■ペットボトルの置き方
置く場所は大体で構いません。
ご自身で気になる箇所、しっくりくる場所に置いて下さい。
2〜3個のペットボトルを同時に別の場所においてもOKです。
ペットボトルは立てても寝かせても構いません。
胸やおなかに乗せる場合には、ペットボトルを寝かせたほうが安定します。
***
【一日のストレスの解消法 と明日への元気の回復法】
夜寝る前にペットボトルをお好きな1〜3箇所において、しばらく深めの呼吸を続けます。
リラックスしてきたところで、今日の一日を振り返ると、
いつもより楽に冷静に【今日の学び】と【明日へのヒント】が思い浮かびます。
なぜなら、微妙な水のゆらぎが筋肉を通して、
脳神経系の働きをゆさぶり、ゆるめるためです。
これまでとちょっと違う神経回路も使って、
リラックスしながら、物事を違った視点で見つめられるようになるんですね。
インサイトやドリームウォークとの併用で相乗効果もあります。
■効果を得るためのコツ
1)やる前とやった後で変化を確認しましょう。
初めのうちは、よくなっているのに、それに気がつけないことも多いものです。
一番分かりやすいチェック方法は【呼吸の深さ】です。
やる前に深呼吸のしやすさを確認し、やった後に再度確認しましょう。
その他の分かりやすい変化は・・・
・呼吸が楽になる。深くなる。
・身体が沈みこむようにダラ〜ッと重くなる
・肩こり・腰痛・頭痛が軽くなる。なくなる。
・内臓がグルグルと動き出す
・身体のどこかの筋肉がピクピクと動く
・関節がカクンと動く
・モゾモゾと動きたくなる
・眠くなる
・気分が落ち着いてくる
・視界が明るくなる
・またやりたくなる(笑)
などがあります。
2)落ち着いてゆっくり呼吸をしながら・・・
身体のどこであれ、1〜2箇所にペットボトルを置くだけで全身に作用します。
(不思議なようですが、そういうメカニズムがあります。)
一旦置いたら最低数分はあちこち移動させず、しばらくゆったりと呼吸を続けましょう。
慣れてくると、思わぬところがゆるみ始めることに気がつけるでしょう。
3)水の量は少なく・・・
実は、水の量は少なければ少ないほどよいですが、
少なすぎると効果はあっても「やっている実感」がなくなるので(笑)、
1〜2cm程度にしましょう。
多くすると逆効果です。
この方法は、刺激が少ないような、物足りないような印象を受けますが、
水のゆらぎに身体が反応して、かなり深いところまでゆるみます。
4)できれば、しばらくの期間・・・
早い人は置いた直後から効果を感じられると思います。
遅い人でも2〜3週間続けられると、効果が分かりやすくなってくると思いますよ。
〜〜〜
まずは一度、できれば、しばらくの期間お試しになってみてください。
そしてご感想をお聞かせください。
お待ちしております♪
〜〜特記事項〜〜
【みずぽっと瞑想法】は、みずぽっと体操(R)よりヒントを得た、
わたなべバージョンのみずぽっと体操です。
この場を借りて、わたなべバージョン公開をご快諾くださった、
ひわさゆうじ先生(みずぽっと体操(R)開発者)に深く御礼申し上げます。
肩こり・腰痛や、美容、運動機能向上に役立つ【みずぽっと体操】が無料で公開されていますよ。
問題Xの解消のために行動Aを起こして、もし、問題XがなくなればそれでOKですが、
それでも問題Xがなくならない時、どうしたらよいか、
もしくは、状況Xに問題はないが、今以上によい結果を得られるようになるにはどうしたらよいか、
ということに関するコツです。
そのコツはNLPという心理療法流派において、
【6ステップ・リフレーミング】というテクニックとしてまとめられ、
誰でも使えるように公式化されています。
(というか、だれもが自然にやっていることを
意識的にできるように公式化した、というほうがいいかもしれません。)
リフレーミングとは、違う枠組みで物事をとらえる、ということです。
***
では、早速分かりやすく説明してきましょう。
1)行動(反応)パターンAで、問題Xが解決しない時どうするか?
⇒行動(反応)を変える【行動リフレーミング】
その時の対処法の一つとしては、行動B、行動C、行動D・・・と別のことを試して、
問題Xが解決するように試行錯誤や工夫をする、ということが試せます。
あなたの問題X(もしくは状況X)と、それに対処するための行動(反応)パターンはどのようなものでしょうか?
その確認作業の手ほどきとして、
通常誰しもがやっていそうなことを参考までに列挙してみたいと思います。
ご自身のパターンを見つけてみてください。
(インサイトCDで瞑想を続けていると、パターンに気がつきやすくなります)
たとえば、人間関係がうまくいかないという問題Xに対しては、
行動A⇒落ち込んで閉じこもる
行動B⇒怒鳴り散らす
行動C⇒人に相談する、愚痴を聞いてもらう
行動D⇒付き合う人を変える
行動E⇒胃を痛くする(無意識的に)
行動F⇒自分は嫌われ者だとか、幸せな結婚ができない人間だ、とレッテルを貼る
・・・などなど
お金がないという問題Xに対しては、たとえば
行動A⇒自分の潜在意識が汚れていると考える
行動B⇒人にお金を借りる
行動C⇒ブログで稼げるようにコンサルを受け始める
行動D⇒何もしない
行動E⇒自分は豊かになる資格がない、と諦める
行動F⇒強盗する
・・・などなど
なかなか治らない病気という問題Xに対しては、
行動A⇒病院で薬をもらったり手術を受けたりする
行動B⇒代替医療の施術を受ける
行動C⇒祈る
行動D⇒病気のことを忘れてやりたいことをやる
行動E⇒環境を変える
行動F⇒セカンドオピニオンを聞きにいく
・・・などなど
強い怒りや悲しみなどのコントロールしがたい感情、という問題Xに対しては、
行動A⇒人のせい、過去のせいにして、延々と文句をいい続ける
行動B⇒信頼できる人に文句や愚痴を聞いてもらって、気持ちを整理する
行動C⇒自分のこころは汚れている、私の未来は真っ暗だ、と考える
行動D⇒運動や趣味で気分転換する
行動E⇒EFTやエナジータッピングなど、感情解放テクニックを使う
行動F⇒カウンセリングやヒーリングを受ける
・・・などなど
もっと一般的なパターンとしては、
行動A⇒とにかくいろいろ考える
行動B⇒感情に任せて行動する
行動C⇒直感を信じて流れに身を任せる
行動D⇒身体の声や反応を頼りにする
行動E⇒人の意見や考えを気にする
行動F⇒自分の内なる声を信じる
・・・などなど
もっときめ細かに記述することも可能かもしれません。
人によってとる行動パターンは違うものの、
その選択肢に自由度が少なく、なぜか特定の行動や反応しかできない場合があります。
それらの行動パターンで、問題X(状況X)が軽減するか、解消するか、改善するかすればよいのですが、
問題が解決しなかったり、さらに悪化したり、別の問題が生まれたりすることさえありえます。
そんな場合、これまでの決まりきった行動(反応)パターンの外に出る必要があります。
そんな時のために、
問題X(状況X)が、よりよい形で解決・改善するような行動(反応)パターンG,H,I,J・・・を、
自然と起こせるようになる方法があります。(自分の無意識と交渉して!)
(ただ、喪失体験の場合には、喪のプロセスを順番に経るのが最も無理がないので、
無理に反応パターンを変えようとしないほうがいい、という場合もあります。)
その方法を、行動(反応)の枠組みを変える、という意味で
【行動リフレーミング】と呼びます(これは私の造語です)。
具体的には、6ステップ・リフレーミングの手順に従うのですが、
ここでは簡略版をご紹介します。
自分の無意識に、次のように語りかけ、お願いをします。
「この問題を解決するのに、現在の行動パターンではうまくいっていません。
(もしくは、今以上によい状態になりたいと思っています。)
現在の行動パターンと同等かそれ以上の良い結果をもたらすような、
他の行動選択肢をいくつか編み出して、実行してもらえませんか?」
6ステップ・リフレーミングの手順にきちんと従って、
後は無意識さんに任せていれば、勝手に知恵が湧き、行動が変わってきます。
6ステップ・リフレーミングの正確な手順を知っていなくても、
インサイトCDやフォーカスCDを聴きながら、リラックスして語りかける習慣をつけるだけでも、
かなりの効果が得られます、
***
2)行動(反応)パターンを変えることが不可能であるか、
もしくは、行動(反応)パターンを変えても問題X(状況X)が解決・改善しない時どうするか?
⇒認識を変える【認識リフレーミング】
しかし、行動をいくら変えても、うまくいかないことや、
行動を変えようがない場合・状況もあります。
たとえば、難病で治らないとか、社会システムの都合、天災などです。
そんなとき、どうしたらいいかというと、
行動(反応)パターンを変えてもいいのですが、その前に、
問題Xに対する認識方法(ものの見方)を変えてもらえるように無意識さんに頼む、
【認識リフレーミング】をします(これも私の造語です)。
簡略版のやり方を説明します。
「この問題を捉えるのに、認識方法αでは、いい解決や行動につながっていません。
(もしくは、今以上によい解決や行動を生み出したいと思っています。)
認識方法αと同等かそれ以上の良い結果をもたらす他の認識方法をいくつか編み出して、
その認識を試してみてくれませんか?」
「そして、うまくいきそうな認識方法の土台の上で、役に立つ行動もいくつか編み出して、
実行してくれませんか?」
これをリラックスした状態で、無意識さんに語り掛けます。
これも、上記【行動リフレーミング】と同様に、
後は無意識さんに任せていれば、自然に認識や行動が変わってきます。
(日常的な継続と、リラックスは重要なので、インサイトやフォーカスとの併用はお勧めです)
この【認識リフレーミング】は、
考えてばかりで思考が堂々巡りし、一向に解決策が見えてこない人にも使えます。
そういう人は、
「なにをしたらいいか?」
「他にできることはないか?」
「何をしてもだめじゃないか」
という堂々巡りに入ります。
たしかに行動を変えて解決しようとすることが役に立つ場合もありますが、
実は延々と思考を重ねているだけ、ということが起こりえますので、
そんな時は、問題に対する認識そのものを変えてしまえばいいのです。
たとえば、「私は何をしても駄目な人間だ」と思い込んでいる場合、
その自己認識を【認識リフレーミング】で変えてしまえば、
全く違う行動が起こせるようになります。
しかし、どのように認識を変えたらいいのか、分からなかったり、
分かっていても、変えられないことってありますよね?
たとえば、「私はすばらしい人間だ」と思おうとしても、
そうでない理由ばかり思い浮かんで、かえって苦しくなったり・・・
なので、そんな時は、無意識さんと良い関係を作って、
どのような認識をしたらいいのか、教えてもらえるように任せてしまえば、
新しい認識方法を気づかせてもらえます。
何気なくつけたラジオやテレビ、何気なく開いた雑誌の一ページ、
何となく気になったメルマガの一文やイベント情報・・・
いつどこに問題解決のヒントが隠されているか分かりません。
いっそのこと欲張って、問題解決以上の素晴らしい解決策(ギフト)を
無意識にお願いするべきかもしれません。
それは自分で思いつくかもしれないし、人から教わって気づく場合もあります。
嫌な出来事や幸せな出来事を通して、そこから学ぶ場合もあります。
すでに必要な体験が起こっていたことに気づける場合もあります。
(リストラにあったことが、人生最大の好転機、なんてこともありえます!)
いずれにしても、気持ちをオープンにしてリラックスしていましょう。
変化をこころから望むあなたなら、
どのような出来事も変化のチャンスとして生かし、そこから学ぶことができますし、
よりよいチャンスを引き寄せることもできるでしょう。
インサイト・フォーカス・ドリームウォークのCDを聴く習慣をつけることや、
ヒーリングを受けることも、気持ちをオープンにしてリラックスするのに役立つ方法のひとつです。
(もちろん、その他にも方法はいっぱいあります!)
***
もし難病や大きな事故や天災を経験して、
「何で自分がこんな目にあわなきゃいけないんだ」とか、
「自分の心が、けがれているからこんな目にあったんだ」
などと認識している時には、
八つ当たりするか、自責の念に駆られて落ち込むかしか、
方法が思い浮かばないかもしれませんが、
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」とか、
「明るく生きて同じ悩みを持つ人の希望の光となろう」とか、
「私はこんなに難しい課題に挑戦できるほど成長した、勇気ある【たましい】だ」
「この大変な環境・状況で傷つきやすいのは、私の心が純粋できれいだからこそなんだ」
「この状況を完全に受け入れて、できることをやっていこう」
「これで私が本当に望んでいることが何なのか、ハッキリさせることができる(た)」
「この状況とは決別して、本当に望むことに向かう時がきた」
などと認識することで、全く別の行動が生まれてきます。
ただ、このような認識は、無理やり取り込もうとしても、
なかなかできるものではありませんし、
人から言われては、こころのどこかで受け入れられない部分が残るものです。
それに上記のような考えに至らなければならないわけでもありません。
人によって、状況によって、どう捉え直したら元気が出るか、ということは違うものです。
どのように捉えたらよいのか、何ができるのか、
人に尋ねたり、本を読んだりするのもきっかけになるかもしれませんが、
しかし最終的には、自分で納得するような形で気がつけます。
そのためには、フィーリングを大切にすることです。
【認識リフレーミング】は、そういった新しい認識を、無理やりではなく、
自分の内側から自然に気づけるようにしてくれるので、
やさしくパワフルな方法であると言えます。
現状のその先に進みたいと願っているあなたは、
捉え方(認識方法)を変え、行動(反応)パターンを変える準備が十分整っています。
現状のその先にある【光】をこころで目指し、無意識の叡智にゆだね、フィーリングを信じ、
あとは、できることをやりましょう。
人生と自分自身をありのままに受け入れながら、より伸びやかに生きられるようになっていくでしょう。
***
6ステップ・リフレーミングというNLPのテクニックを、(私独自の認識に基づいて便宜的に)
【行動リフレーミング】と【認識リフレーミング】にわけて解説してみました。
何か壁にぶち当たったときのひとつのヒント・選択肢として、
このページを読み返していただければと思います。
基本的な原理が習得できれば、
どんな問題や願望にも使えるのですから!
インサイトやフォーカス、ドリームウォークを日常的に利用されていると、
右脳左脳がバランスよく活性化しますし、
無意識の知恵やシンクロにも気づきやすくなります。
この手順と併用されるとよいでしょう。
***
ご希望であれば、電話ヒーリングセッションでも、
この6ステップ・リフレーミングのプロセスを誘導・補助することができますので、
お気軽にご相談ください。
他のヒーリングテクニックも併用しながら行うことができますので、やさしく、かつ強力です。
]]>インサイトCDを聞いたら、すぐにクリーンな気持ちになって、
喜んでいたのに、数日したら、うつ状態や無力感に見舞われた、というのです。
すぐに何度かアドバイスさせていただいて、今は元気にされておられます。
他のユーザーさんにも役に立つやり取りと思いましたので、
皆さんと共有してもよいか訪ねたところ、ご快諾いただきました。
Kさん、ありがとうございます。
これは次のような方に読んでいただきたいやり取りです。
・インサイトやフォーカスを聞き始めたばかりで聞く気が満々に満ちている。
・インサイトを聞くと、疲れやウツなどの不調が出る
・なぜそういうことが起こるのか、どう対処したらよいのか知りたい。
やり取りの全文は長いですが、できる限りそのまま掲載いたします。
ほとんどの方は、この方が経験されたような不快感を感ぜすにすみますので、
すべての方に当てはまる事例ではありませんが、
参考になる方も一部いらっしゃると思います。
***
> はじめまして、このたびインサイトCDを購入したものです。
> 雨音を購入して一カ月たちました。
>
> 雨音のインサイトCDをきちんと聞き出したのは先週の水曜日からです。
>
> それからものすごく心が洗われている感じになり、使用方法を正しくするとこん
> なに心がクリーンになるのだなぁと感じていました。
>
> 心のお掃除をしてくれている感じがして、あまり怒りを感じない状態になりさま
> ざまな物事への執着が薄れていきました。
>
> ですが、今自分の会社がすごく緊張する場所で、なんとか耐えてやってこれてい
> たのですが
>
> インサイトが原因かはわかりませんが本日鬱のような症状になり「やめたい」と
> 思うようになり仕事に集中できなくなり、大きなミスをしてしまいました。。
>
> インサイトは鬱にも効くとあるのに、私は聞いていて(今までなかった)鬱のよ
> うな症状になり、仕事中も注意力散漫になりミスをしてしまいました。
>
> これはクリアリングの途中経過と考えてよいのでしょうか?それとも合わない人
> 間もいるのでしょうか?
>
> 仕事中だけでなく、ぼーっとしてしまうことも増え、他の人みたいに「インサイ
> トを聞いて集中できるようになった」とはならないんです。
>
> むしろずーっと頭がぼーっとしています。
>
> 一日24分だけ(もしくは15分)、とか休日のみ多少多めに聞くなどして、一日
> に長時間聞かないように調整していますが、
>
> 聞いた後は怒りや執着はなくなるのに体が(心に抑圧していたストレスが出てき
> たかのように)ずーんと重くなったりもしています。
>
> そして日中もぼーっとしてしまい鬱のように精神不安定になるのは、正直怖いです。
>
> でもインサイトを聞いた後の心の奥が洗われた感は他では得られないので続けた
> い気持ちが強いです。
>
> よかったらアドバイスをいただけたらありがたいです。
> 長文すみませんでした。どうぞよろしくお願いいたします。
>
> K
Kさま
お問い合わせありがとうございます。
CDサポートのわたなべたかしです。
ご経験の状況は、インサイトCDを聞きながら起こりうることです。
(ご利用開始の直後は特に起こりやすいです。)
通常は聴取時間を減らしたり、聞く間隔をあけることで、
次第に不快な反応は収まっていきます。
日常生活に支障が出ているようでしたら、
いくつかの対処方法があります。
***
その対処法のご案内の前に、どのような仕組みで不快な反応が起こるか、
について知っておいていただきたいので、簡単にご説明いたします。
インサイトCDの刺激によって、
脳への負担が大きくなって、脳が疲れている、とお考えください。
インサイトCDは、脳に少々負荷をかけます。
インサイトCDを聞く時、脳神経系はトレーニングされています。
(少々「しごかれている」、と表現すると分かりやすいでしょうか)
筋肉でも脳神経でも同じですが、
少々負荷をかけることで成長が促進される、という性質を利用しています。
ただ、インサイトCDの負荷は、誰に対しても画一なので、
人によっては、その負荷が大きすぎる場合があります。
K様の場合、現在の段階では、少々負荷が強めとなっているのでしょう。
この時気をつけるべきなのは、「クリアリング」と捉えないことです。
そう捉えててしまうと、無理をして、いらぬ苦しみを味わうことになりかねません。
脳を酷使すれば、誰でもそうなる可能性があります。
以下にご紹介する方法で対処することで、
気づきとクリアリングのプロセスは、もっと楽に自然にいつの間にか起こります。
***
現在の状況でできる簡単な対処法は大きく3つあります。
1)まずは、数日間CDを聞くのを休んでください。
目安は、CDを聞き始めてから感じるようになった不快感がなくなるまで休みます。
通常1〜2日、長くても3〜4日で抜けますので、
もしそれ以上かかるようでしたら、CD以外の影響の可能性が高いので、
必要に応じて医療機関を受診されることをためらわないでください。
2)インサイトCDを毎日聞かないこと
そのようにして、不快感がなくなって以降の、対処法(2つ目)ですが、
インサイトCDを毎日聞かないことです。
1回聞かれたら、最低1〜2日間を空けられることをお勧めします。
そしてしばらくは、一日あたり24分より短く収められるのがよいと思います。
(お試しのように、通常15分前後でよいでしょう)
私自身、最初のころ同様の経験をしまして、いろいろ試しましたが、
これが長期的に見て一番よい方法です。
(私はもう6年以上聞いているでしょうか)
もうすこし具体的に説明しますと、
まず上記の方法を基本にして、
日常生活に支障がなく、心地よく過ごせる一日の時間量と間隔を見つけます。
たとえば、一日1回15分、2日おき、などです。
(面倒なようですが、これは探る価値がありますし、ちゃんと見つかります。)
そのリズムを2〜3週間、日常生活に支障なく続けられたら、
試しに、一回あたりに聞く時間を増やして、次の日の様子を見て、
問題ないようであれば、新しい時間量と頻度で2〜3週間継続します。
もし不調になるようであれば、もとの時間量と頻度に戻し、
2〜3週間様子を見て・・・
ということを丁寧に続けてみてください。
つまり、時間量と頻度を微調節していくわけです。
こうして徐々に、脳をトレーニングして慣らしていきます。
(しかし、最終的に必ずしも毎日長時間聞けるようにならなければいけないわけ
ではありません。
他のお客様で、2〜3日おきに聞くリズムを数年続けて、とても調子がよい、と
いう方もおられます。)
***
誰でもそうですが、自分の許容量を超えた負荷がかかれば、疲れたり、
欝のようになったり、物事を投げ出したくなっても当然ですよね。
(たとえば、仕事が多いとか、荷物が重いとか、いやな人が多いとか)
そんなときは、一気に進まず徐々に進めば、数ヵ月後に振り返ってみた時に、
「なんか変わったなあ」と感じられるようになります
せっかくクリーンな体験をされているのに、もったいない、と思われるかもしれませんが、
クリーンで気持ちのよい経験をされておられると言うことは、
相当脳に効いています。むしろ効きすぎとも言えます。
効きすぎれば、気持ちがいいですが、その分反動もあります。
なぜならトレーニングであるがゆえに、脳が疲れるからです。
なので、長期的に見て、少しずつ進まれるほうが、
脳に負担も少なく、気分ややる気に障害が出ることもなく、
しかも確実に効果が積み重なっていきます。
インサイトCDの本領は、長期的に聞き続けることによって得られる効果です。
短期的には、少々物足りないか、よく分からない程度の効果の感じ方で、
まったく問題ありません。
むしろ、いかに気楽に長期間、使い続けられるようにするか?
ということが、インサイトCDの本来の効果を得るために重要なことです。
(長時間、ではなく、長期間です。)
ゆっくりしたペースで時間がかかっても、
脳神経系はちゃんと鍛えられていきます。
(いや、むしろ時間と手間をかけた分、と言ったほうがよいでしょう)
***
3)あと、もうひとつの対処法は、食事とサプリメントです。
脳がトレーニングされていると言うことは、
それだけ栄養素を消費していますし、脳神経自体を形成する栄養素も必要になります。
もっともシンプルな方法は、たんぱく質を多くとることです。
たんぱく質とは、肉、魚、卵、大豆製品などです。
とても分かりやすく教えてくれている書籍がありますので、
ここで説明するよりもそちらをご参照いただいたほうがよいでしょう。
精神科医の栄養療法―今日からすぐに実践できるメンタルケアのための栄養レッスン
参考までに、
私と私の友人がその栄養療法を実践してみた体験記もこのサイト内にあります。
***
対処法は他にもありますが、
まずは以上が、今日から簡単に始められて効果の高い対処法です。
どうか、気楽に気長に続けられるペースを探ってみてください。
もしまた何かありましたらお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
愛と感謝をこめて。
わたなべたかし
***
> 渡邉 様
>
> ご丁寧なお返事をいただき、本当にありがとうございました。
>
> 今日は鬱のような症状はありませんが、
> 明日から仕事だと思うと不安になり、またインサイトを
> 寝る前に少し聞こうと思っていましたが、
> 渡邉様のお返事を読んで、聞くのを2日くらいお休みをしてみよう、
> という気持ちになりました。
>
> お返事を読む前までは、せっかく心が穏やかになれるインサイトCDを得て
> 気持ちが楽になれそうだったのに
> このCDで鬱になってしまうのだったらどうしよう、と不安に思っていました。
> でも少し聞く日にちを置いて、自分の心の様子を見ながら続けていければ、
> と思うようになりました。
>
> そうなんです、クリーンな体験をしているのでもったいない、
> と思っていました。
> なので、早く脳が慣れるように毎日15分でも聞こうと考えていましたが、
> 今の私は自分の脳がしごかれてしまっているのですね。。
>
> 心の奥に抑圧している不安が洗われている感じがしたので
> すごく嬉しかったのですが、
> 日常生活にまでその不安が浮かび支障がでるようでしたら
> 本末転倒になってしまいますよね・・・
> 本当は毎日聞いて早く楽になりたい、という気持ちがありますが、
> 脳を休めながら、少しずつ成長していけるように活用させていただきます。
> 栄養素をとった方がいいのですね、
> 最近なぜか食欲までおちていました・・・しっかり食べますね。
>
> 良いはずのCDが私には不快な症状を出すことで気落ちしていましたが、
> 原因がわかれば対処もできるので、
> これからは渡邉様が教えてくださったように、
> 少しずつ様子を見て、ペース配分をしていきます。
>
> ご丁寧なお返事を書いてくださり、本当に感謝で涙しそうになりました
>
> サイトの内容はとても参考になっています、これからも拝読させてください。
> もちろん、サポートメールに今回のやりとりをご活用ください。
>
> 誰かのお役にたてれば幸いです。
>
> これからも、何かありましたらお伺いさせてください。
> とてもとても感謝しています。助けてくださって、
> 本当にありがとうございました!
> K
***
その数日後再度Kさんからメールいただきました。
***
> 渡邉様
> こんにちは。
>
> あれから数日聴かないようにしまして、
> 聞く日は10分、15分くらいにとどめてみました。
> 一週間経ちましたが、やはり無気力状態が続いてしまいます。。(特に日中)
> 聴いてる最中は安心感を得られるのですが、
> 聴き終わって寝て朝から無気力になります(++;)
>
> 今日も無気力で明日から仕事だと思うと、
> 余計に何もする気力がわかなくて正直参っています。。
> でもインサイトを聴けば一時的にでも安心になると思うと
> 今から10分くらい聴こうかなぁと思っています。
>
> 渡邉様や他の方は、このような症状を感じたときも、あきらめず間隔を開けて
> インサイトにな慣れるようにしたのでしょうか?
> そうすればこの無気力から解放されるのでしょうか?
>
> 私も一時期はものすごくインサイトで安心感を日中も感じられたりしたので
> 続けたいのですが、今無気力で これが数カ月も続いたらどうしよう・・
> と本当に恐ろしくなります。
>
> 何度もメールして申し訳ありませんが、
> 何かアドバイスをいただけたらありがたいです。
> 一過性のものならいいのですが・・
> いえ一過性としても数カ月続いたらきついです。
> 「一時期の不快でインサイトを聴かないのはもったいない」
> というカキコミをみたので続けたいです・・・
> 一週間前は幸せな気分になれたCDに無気力になってしまうので
> 悲しくて(;;)
>
> K
***
Kさま
わたなべたかしです。
お返事遅れておりまして申し訳ございません。
出張先のため、とりあえず簡単にお返事差し上げます。
分かりにくい点は、前回のメールも含め何度か読み返していただくか、
またご質問ください。
日常生活の総合的なバランスが大切ですので、はじめのうちは無理をされず、
もっと時間量を減らされるか、もっと間隔をあけながら聞かれるのがよいでしょう。
先日もお伝えしましたが、
不調が出ない時間量と間隔を、手間をかけて探ってみてください。
その第一歩は、CDの影響による不調が翌日に残らない、という点です。
まずそうなるまで数日CDを休みましょう。
短期的な気持ちよさを追いすぎると、
日常生活の総合的なバランスが悪くなります。
そして「その先のゴール」を意識しましょう。
これが最も重要なポイントです。
つまり、もっと大きな視点(もしくは長い目)で見てどうなりたいのか?
ということを見据えることです。
たとえば、CDをご購入された時に思い描いていた未来(期待)は、
どのようなものだったでしょうか?
インサイトCDで24分だけ気持ちよくなる、というのは、
ゴールとしてあまりにも小さ過ぎます。
(その24分を満喫すること自体はまったくOKなんですけれど、
もしそれが知らないうちに最終ゴールになってしまっているとしたら、
本来の目的を達成するための道とは違いますよ、ということです)
言い方を換えると、お仕事にせよ、プライベートにせよ、
現状を超えた夢のような状態(その先のゴール)を思い起こしましょう。
実は、「その先のゴール」こそが意欲の源です。(=無気力対処の根本的対策)
インサイトCDや食生活の改善で、その意欲の源に勢いをつけるわけです。
今は、インサイトCDの刺激が強すぎる状態のように思われますが、
CDには数ヶ月から数年かけて、徐々に慣れていけばいいんです。
その方がかえって効果が上がります。
(=その先のゴールが達成されやすくなります)
(私自身もそのタイプでした)
先日ご紹介した食生活(栄養療法)に関する書籍も助けになると思います。
インサイトによる脳トレーニング疲労が起こりにくくなります。
これも、結果をあせらず、2〜3ヶ月くらいを目安にして、
徐々に、そして確実に食生活を変えていくことです。
短期間での大きな変化と言うのは、望ましいものでない場合が多いです。
ゆっくり時間をかけて、少しずつ進みましょう。
そして、K様にとっての「現状をはるかに超えた夢のようなその先のゴール」
を常にご自身に問い続けてみてください。
そうしていると、
いつの間にか無力感からも開放されていることに気づく日が近くなるでしょう。
またまたご利用になりながらご質問やご感想などございましたら、
お気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
愛と感謝をこめて。
わたなべたかし
***
このメールの直後、再度メールを差し上げました。
***
Kさま
サポートのわたなべたかしです。
その後いかがでしょうか。
別のシンプルな対処法がありましたので、ご紹介しますね。
Kさまの場合、インサイトCDをかなり気にいっておられて、
しかも意欲的でいらっしゃるので、きっとよい方法になるだろうと思います。
不調を感じない時間量と頻度をご自身で探られることが前提ですが、
CDを(たとえば)10分程度聞いた後、
ヘッドフォンをはずして、そのまま5分以上好きなだけの時間、静かに瞑想します。
ヘッドフォンをはずしても、しばらくじっとしていれば
脳波誘導の影響はしばらく続きますので、
脳への負荷が過剰にかかることなく、瞑想ができます。
もし、雨音(波音)が気に入っているようでしたら、
(10分経って以降)ヘッドフォンをはずして、
残りの時間はスピーカーから音を流しておくのもよいでしょう。
ヘッドフォンから聞かなければ脳波誘導の負荷がかかりません。
ヘッドフォンから聞かない日は、
最初からスピーカーから流して瞑想されるのもよいでしょう。
こうすることで、無理なく毎日瞑想を続けることができます。
お試しください。
またまたご利用になりながらご質問やご感想などございましたら、
お気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
愛と感謝と光をこめて。
わたなべたかし
***
> 渡邉さま
> お返事だいぶ遅くなりまして、大変申し訳ありません。
> また、出張中のお忙しい中メールをくださって、本当にありがとうございました。
>
> 仕事のストレスで、今週は帰ってすぐ寝てしまう毎日でした。
> インサイトは10分か15分くらい聴いて終わりにしました。
> ストレスがすごいので、つい目先のストレス解消にインサイトが効いてくれることを
> 祈ってしまいます。
> (実際、インサイトで最初のうちはものすごくストレスが軽減されていました・・
>
> 聴きすぎたのか無気力に陥ってしまって、逆にストレス増えてしまい、
> 聴く時間かなり減らしてもなんだかあまり変わらないです)
>
> 今は無気力は仕事前がひどいですが、なんとか仕事に行けています。
> 早く少しでもやる気にならないと職を失いかねなくて、
> あまり「長期的な視野」で見れなくて・・・
>
> でも、お返事メールに記載いただいた方法、試してみます!
> 聴いたあと、はずしてそのまま5分!
> 今まで、すぐむっくと起き上がっていたので試してみようと思います^^
> あと、聴かないときはヘッドホンから流すのを(ヘッドホンせずに)
> 聴いてみようと思います。
> この二点思いつかなかったです!
> やってみます。とてもうれしいお返事でした!!
> 本当に本当にありがとうございます;;
> 渡邉様に良い成果をお伝えできる日を楽しみにしてインサイトを活用してみますね♪
>
> 私は本当は良質な睡眠をとる目的でインサイトを購入したんです。
> というかそれしか情報知らなくて購入したのですが
> 調べてみたらすごい効果があるのを知って、根本的に自分の
> 考え方とか変われそうな気がしたんです。
> 渡邉様は何年も聴いてらっしゃるから、きっとすごく効果出てらっしゃるのですよね。
> 私もそうなりたいです。
> またわからないことありましたらお伺いさせてください。
> 本当に本当に感謝しています。
> ありがとうございます!!
>
> K
****************
遠隔ヒーリングのご案内
****************
これは、その喜びと感謝の気持ちから、やらせていただく遠隔ヒーリングです。
パーフェクトハーモニー研鑽会で伝授を受けた
TDE(トランセンデンタル・エネルギー:超越エネルギー)の能力などを使って、
遠隔地の方にヒーリング・エネルギーをお送りします。
このページでは、私の遠隔ヒーリングについての簡単なご紹介をします。
その後に私のヒーリングの詳細な解説と、
私がこの遠隔ヒーリングを始めた経緯をご紹介しています。
興味のある方は読んでみてください。
★★私の遠隔ヒーリングの特徴★★
私自身、遠隔ヒーリングと自己ヒーリングの経験を積むにつれて気づきが増え、進化してきました。
問題や悩みに直面した際、力を抜いて生き方をゆるめて広げていくと、次のステージに進めます。
それができるようにエネルギーでお手伝いするのが、私の遠隔ヒーリングです。
それは、どんな身体的な病気であっても、どんなこころの問題であっても構いません。
ただ、必ずしも魔法のように、完全に思い通りの変化が訪れるとは限りません。
私の【遠隔ヒーリング】では
こころのバランスとからだのバランスが本来の姿へと回復・成長するように調整していきます。
というのは、こころと身体が、本来のバランスを取り戻した状態に近づけば、
【自然に楽に】起こっていることを受け入れ、そこから学べるようになり、
【自然に楽に】自分にとって、よりふさわしい場所や人間関係に気づいて近づきやすくなり
【自然に楽に】本来の自分によりマッチした自分の行動がわかるようになり、
【自然に楽に】自分の心身を癒す機能が働き出し、
【自然に楽に】自分らしくさらに成長していくことができてしまうようになります。
こころをオープンにして受けてみてくださいね。
今起こっていることは全て、より素晴らしいあなたを生きるための通過点であり、
あなたの人生に送られている【ギフト】なんですから。。。
★★遠隔ヒーリングはどんなことに効果がありますか?★★
お悩みの内容は全く問いません。
肩こり、腰痛、膝痛、生理痛など日常的な身体の不調から、
家庭内・職場での人間関係、ウツや不登校などのこころの不調まで、
精神的なことでも、身体の不調のことでも、人間関係でも、何でもOKです。
【遠隔ヒーリング】では、
1)筋肉や骨格、神経・内臓など身体のバランスをとるエネルギー調整
2)チャクラやこころなど、眼には見えないが機能として存在する部分のエネルギー調整
3)住んでいる環境や人間関係のエネルギー調整
4)美顔・美容のために開発されたエネルギー調整
・・・など、さまざまな側面から、あなたを本来のバランスの取れた状態へと調整していきます。
【この問題・課題が解決・解消したら、どんないいことがまっているだろう?どんなことをしようか?】
とご自分に問うてみてください。
この痛みがなくなったら、とてもすがすがしいだろうなあ。
この不快感がなくなったら、気持ちよく○○ができるなあ。
あんなことやこんなことをしたい。楽しみだなあ。
こんなワクワクする答えが出しやすい人ほど、よりスピーディによい変化が起こるようです。
どのようなテーマでもまずはお気軽にご相談ください。
★★TDE遠隔ヒーリングを受けてみたいな、と思ったら・・・★★
大きく2つのコースと、お試し2日間があります。
【お試し2日間】 2日間続けてお送りする体験版です
【ハーモニーコース】 週に1〜2回ヒーリングをお送りします
【パーフェクトコース】 7日間毎日ヒーリングをお送りします
詳しくは、ナチュラル・バランス・ヒーリングをご参照ください。
このご縁に感謝して。
なかには、「こんなことまで・・・?」
と思われるようなことも含まれているかもしれませんが、
人間の集中力というのは、単にフォーカスCDで「脳波の調整」をするだけでなく、
様々な心理的・生理的・身体的な工夫で、いくらでもアップさせることができるのです。
フォーカスCDの効果をより効果を上げるために。
フォーカスCDの効果の個人差を少しでも埋めるために。
そして、あなたの目的が達成され、
充実感のある幸せで楽しい人生になるように。
そんな思いで、様々なアプローチをご紹介したいと思います。
たくさんの情報がありますので、ひとつずつ実践して習慣にしながら、
時々またこのページに戻ってきて、自分にあったものから身につけていってみてください。
基本的事項の確認から、かなりマニアックで有料で紹介してもよいくらいの情報を公開しています。
■最大の基本 毎日地道に使い続ける
フォーカスCDを使って集中力を上げるには?、という点に絞って言えば、
基本は、毎日フォーカスCDを聴き続けながら、
コツコツと集中して勉強や仕事をされること、に尽きます。
通常フォーカスCDは、早い人は初日から、遅い方でも3ヶ月日常的に使われていると、
使い始める前と比べて何かしらの改善が感じられることがほとんどですので、
まずは地道に使い続けてみてください。
フォーカスCDは、CDをセットして、ヘッドフォンで聞き流すだけですので、
手間らしい手間はかかりませんよね。
たとえ短期間の内に劇的に集中力がアップした感じがしなかったとしても、
試験勉強や仕事への集中という明確な目的を持って、
日々必要なことに取り組まれるわけですから、
その地道な努力は必ず底力となって身につくものです。
フォーカスCDを使い続ける限り、
日々、左右の脳神経系のネットワークはバージョンアップし続け、
あなたの努力を確実に底支えします。
■他のトラックを試す
高度な集中状態を目的とする場合には、
2枚目の1トラック目(Focus/Attention)をお勧めしますが、
2枚目の1トラック目(Focus/Attention)で効果を感じにくい場合には、
1枚目(Clarity/Flow)を試されることをお勧めします。
少々リラックスした集中状態に導きます。
集中状態のレベル順に並べてみると、
2枚目の1トラック(Focus/Attention)が一番高度な集中状態に導き、
1枚目の(Clarity/Flow)がリラックスした集中状態に導き、
2枚目の2トラック(Envsion/Branstorm)は、よりゆるやかに発想が湧きやすい集中状態に誘導します。
私の個人的な好みでいえば、2枚目の2トラック(Envsion/Branstorm)が、
一番リラックスして、気楽な気持ちで仕事や勉強に取り組めます。
フォーカスCDのどのトラックが最適かというのは、
高度な集中状態を目的とされる場合にも、個人差がありますので、
他のトラックも数日ずつ試して、ご自身に合ったトラックを探してみる価値はあります。
■【理想の集中状態】とは?
なかには、実際は集中力を発揮しているのにもかかわらず、
自分の思い描いている【理想の集中状態】ではない、というだけの理由で、
「自分は集中できていない」と感じてしまうことがあります。
例えば、こんな状態を「理想の集中状態」と捉えていると無理があります。
例:中学生1年生が大学受験レベルの数学をスラスラ解ける状態。
【学習】【集中力の発揮】とは、
今までできなかったことが、少しずつできるようになっていくこと
今までわからなかったことが、少しずつ減っていき、わかることが増えていくこと
本来持っている未開発の脳力が開発され、より使えるようになること
それが【学習】であり【集中力の発揮】です。
実際には集中できているのに、主観的に集中できていない、と感じてしまうと、
自負心・自尊心が低下して、自分を責めたり、やる気がうせてしまうことがありますが、
それは大変もったいないことです。
【理想の集中状態】として、上記の例のように、
「現在の実力・理解力とあまりにもかけ離れた課題がスイスイできるような状態」
をイメージしてしまうと、「やっぱりできなかった」となってしまいがちです。
心理学的にもっとも【やる気】と【集中力】が発揮されることが分かっている「課題の難しさ」は、
現在のレベルより10%程度難しい課題
ほんの少しだけ他人に教えてもらったり助けてもらえばできるようになる程度の難易度の課題
だと言われています。これは、仕事でも勉強でもスポーツでも同じです。
要するに、ほんのちょっとだけ難しくて、
比較的早い段階で「できた」「分かった」という達成感が、得やすい難易度の課題です。
しかし、現実の生活のなかでは、そういうレベルの課題だけを選べるわけではありません。
また、逆に、
自分には不可能と思えるくらいの大きな夢・目標・目的を持つことで、
自分のモチベーションをあげられることもあるでしょう。
ですから、
仕事でも勉強でもスポーツでも、このレベルを超える難しい課題・商談や、
新しい技能の習得に関わる場合には、
自分は今、かなり難しいことに取り組んでいるのだから、
すぐにはできなくても、じっくり取り組んでいこう
という心構えをもって、
1)課題を細分化して、細切れで取り組む
2)何度も繰り返して習得する
という具合に進んでいきましょう。
目標・目的・夢があなたにとって本当に大切なものである限り、
パワーとやる気は湧いてくるはずです。
フォーカスCDは、そのあなたのパワーを効率よく脳が使えるように、
集中力を調整してくれます。
■うまくいっている部分に注目する
難しい課題に取り組んでいる際は特にそうですが、
【少しでも良くなっている部分】を見つる習慣をつけることは大切です。
そのための方法として、次のような数値化が役に立ちます。
集中度を0〜10で表した場合(0が全く集中できない、10が完全に集中できている) 、
1.現在の集中度を0-10で表すとしたら、いくつになるでしょうか?
(既に勉強や仕事に取り組まれておられると思いますので、0ではないでしょう)
2. 1以上の集中度合いであるならば、
それ以下の数字でなくその数字の集中度になっているのは、すばらしいことです。
それ以下でなくその数字になっている「理由」と、
それ以下でなくその数字になっているのに役立っているあなたの「行動」を
それぞれできるだけたくさん思いつく限り書き出してください。
(↑このように、上手くいっている部分に焦点を当てる癖をつけることが、
集中力や意欲を上げるために、最も有効です)
3.もし、その集中度合が、1ポイントだけ上がったとしたら、
そこにはどんな変化・兆候があるでしょうか?
丁寧に考えて、できるだけたくさん書き出してください。
4.3で書き出したことに照らして、この状況での集中力を引き上げるために、
これから24時間以内にできる最初の小さな行動(決して大きなことでなく)は何でしょうか?
5.4で書き出した行動をいくつか始めてみて、
少しでも集中度が上がる(不満度が減る)瞬間に気がつきましょう。
6.それを足がかりに、その良い瞬間・経験が続くように何でもやってみましょう。
7.このプロセスも、一度や二度行うのではなく、是非、日常的な習慣にしてみてください。
8.時々、この記事をいつでも読み返せるようにしておくのもよいと思います。
勉強だけでなく、人生全体に大きな好影響があるでしょう。
■【集中力】が発揮できているかどうかを客観的に判断する
集中できていた(いる)のかどうかを意識的・客観的に確認するための視点を紹介します。
■集中の指標 その1 集中時間
あなたにとって「集中力が続いている」「集中できている」ことになる指標は
どのようなものがあるでしょうか?
それは集中できる「時間量」でしょうか?
だとしたら、今の集中時間がどれくらいで、理想はどれくらいの時間でしょうか?
まずはそれを書き出してみましょう。
そして、フォーカスCDを使わない場合と比べて、
使っている時の方が集中できている時間が少しでも増えたのであれば、
それは集中力が上がっているわけです。
ここで注意しておきたいのは、
フォーカスCDを利用していると、時間の感覚が変わってしまうことがある、ということです。
例えば、
3時間くらい集中していたと思っていたのに、まだ1時間しか経っていなかった、
ということがありえます。
これはつまり、短い時間のなかで相当集中してたくさんの物事に取り組めた、ということを意味します。
またそれとは逆に、
まだ30分くらいしか経っていないだろう、と思っていたのに、2時間くらい集中していた
というケースもあります。
これはつまり、とても楽に流れるように集中していたので時間を短く感じた、ということです。
どちらのケースも、集中力が発揮されている状態と言えます。
このように、時間が過ぎる感覚に注意を向けることで、
フォーカスCDによる集中力アップ効果を確かめることができるわけです。
■集中の指標 その2 集中の質 雑念への対処法
集中した時間とは別に、集中の質・内容によって、「集中できたかどうか」を測ることもできます。
だとしたら、あなたにとって特にどのような状態が理想の集中状態でしょうか?
よくありがちなのが、
雑念が多いために、集中できていないと感じる場合があります。
「雑念さえなければ・・・」という感覚です。
雑念自体は、多かれ少なかれ誰にでもあるものですので、
もし雑念が多いがために集中が続かないと感じておられるのでしたら、
まず、難しく深刻に考えるのをやめましょう。
ものすごく単純に「ただ勉強に戻ろう」と意識を戻すのを、
本当にシンプルに続けるだけでよいと思います。
その「戻ろう」とする回数がいくら多くても全く問題ありません。
ただ「勉強(仕事)に戻る」ことを繰り返せばいいわけです。
集中力は、一つの技術・技能でもありますから、他の事に気をとられないようになるために、
最初の内にある程度の訓練が必要な方もいらっしゃいます。
---追記---
フォーカスCDは、ADD/ADHD(注意欠陥/多動障害)の方にも効果がありますが、
もし、フォーカスCDだけで集中力・注意力の改善が見られない場合は、
栄養療法を専門とする医療機関で、食事指導・サプリメント摂取を受けるのもよいと思います。
---
フォーカスCDは、そういった方の努力がちゃんと実るように脳波レベルでサポートしますので、
フォーカスCDを聴かない場合と比べて、質の良い集中力を身につけやすくなります。
さらにフォーカスCDを聴かない場合よりも、確実に早く集中力が身につくようになりますから、
焦らずじっくりと、大船に乗ったつもりで、勉強や仕事に集中なさってください。
また、気になっていることがたくさんあると、集中力が落ちて、雑念が増えますので、
気になったことをその都度ササッとメモして、
これは後で考えよう
としておくのもお勧めできます。
最初のうちは同じことが何度も気になって出てきますが、
それでも気にせず【これは後で考えよう】とちょっとメモするクセを続けるうちに、
だんだん脳が安心して、気になることが減ってきます。
これは、たとえ数ヶ月単位で時間がかかったとしても、やる価値があることです。
こうした雑念をのべつまくなしに書き連ねていくことで、
自分の本音、本当にやりたいこと、本当はいやなこと、
などが見えてくることがあるためです。
このテクニックに関する詳しい情報は、
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン著
に紹介されている「モーニングページ」という方法を参考にしてください。
クリエイティブにあなたらしく生きる道を見つける方法が実践的に解説されています。
■結果・効果を焦らない
また、大きな目標を立てていたり、早く結果を出したい、と思っている場合、
それがストレスになって、フォーカスCDやインサイトCDの効果を実感しにくい場合もあります。
(これは、本当によくあるパターンです)
その場合には、結果を焦ったり、自分を追い立てることなく、
ゆったりじっくりとしたペースで物事に取り組むことが、急がば回れで、かえって効果的です。
■そもそも何のためにそれに集中したいのかを確認・意識する
本当にやりたいことであれば、やる気やアイディアは自然に湧いてくるものですから、
実はフォーカスCDを使わなくてもフォーカスCDを使っている時と同じように、
全脳が同時に活性化して、自然に集中力が発揮できてしまうものです。
そもそもフォーカスCDは、そうした人の脳波状態をモデルにして作成されているくらいですから。
しかし、やる気が起きない、集中できない、という場合には、
自分が本当に望んでいることの【本質】に気づけていないことが多いものです。
意欲や集中力が落ちてしまっている時、
そのことに取り組み始めた頃の【初心】を思い出し、【最終的に何が得たいのか?】
ということを明確にしていけば、意欲と集中力を取り戻すのは簡単です。
次のように自問自答してみましょう。
これは、本当に自分が望んでいる目的/目標か?
それは私にとって本当に大切なものか?
もしそうでないなら、私が本当に望んでいるもの/ことは何か?
元々、何のためにこの勉強(仕事)をし始めたのか?
自分が本当に望んでいる結果は何か?
現在集中したい事柄を成し遂げたら、何が得られるか?
さらに、それが達成されたら何が得られるか?そしてその後、何を得たいと思うか?
そしてさらに、それが達成されたら何が得られるか?そしてその後、何を得たいと思うか?
こう問い続けて、出来る限り【高次の目的】【本当に最終的に得たいもの】
を明確にしてみてください。
ずっと問い続けていくと、それは【平安】【一体感】【幸福感】【楽しい】などといった、
抽象的かつ、リアルな体感となっていくはずです。
望んでいるもの/ことの【本質】がリアルに喜びを持って感じられれれば、感じられるほど、
【今何ができるか?】というアイディアや、【やる気】【集中力】が自然と湧いてくるでしょう。
このプロセスの参考になる書籍としては、
コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ
をお勧めします。
是非【何のため?】【最終的に何が得たい?】を問い続ける習慣をつけてみてください。
そこにあなたの意欲と集中力の【源泉】がありますよ。
この問いをし続けていると、いろんなことに気づく場合があります。
・本当にやりたいこと・得たい感情が別にある、ということが分かるかもしれません。
例:この仕事(勉強)をしないと上司(親)に叱られるから、と思ってやり始めていたが、
実は、やり遂げたという【達成感】や【自信】を感じたい、ということが分かるかもしれませんし、
親や上司に認められて【安心感】や【絆】を感じたい、ということが分かるかもしれません。
・目的を果たすためには、やりたくないこともやる必要がある、という理解に至るかもしれません。
例:憧れのアロマセラピストになるために、苦手な化学式を覚える必要がある場合などです。
・本当に望むものがハッキリして、当初抱いていた意欲を取り戻せるかもしれません。
例:英単語を一生懸命覚えるようになったのは、アメリカ人の彼女と楽しい会話をして、
ゆくゆくは結婚したいから、というような場合です。
・やるべきこと、やりたいことの優先順位に整理がついて、ライフスタイルが変わるかもしれません。
例:経済的に豊かな生活をするために仕事にかなりの時間を費やしていた人が、
改めて経済的に豊かになることで何を得たいのだろう?と想いをめぐらせた時、
「ゆっくり生きたい」ということだった、ということに気づいて、
すぐに農村で自給自足生活を始める、などの例です。
いずれにせよ、初心の意欲を取り戻すために、【そもそも何のため?】
という問いを発することは役に立ちます。
そうだ、この目的のために、私はこれをやろうと決めたんだ!
私はこれをやるのが好き!楽しい!
そう思い出せるようになれば、集中力は自然に回復してきます。
すると、
苦手なことや嫌いなことすらも、やってみると充実感・達成感が感じられるかもしれません。
例:算数が苦手で嫌いな小学生が、フォーカスCDを聴きながら問題を解いていたら、
思ったよりできたので、楽しくなって勉強が好きになった、というような場合です。
そして、フォーカスCDはそのあなたの自然な【意欲】【集中力】をさらにパワーアップさせることができます。
■ストレスや疲労をためないようにする
また、ストレスが多かったり、疲れていても集中力は続かないものです。
思い当たることがあるようでしたら、ゆったりする時間を別にとるようにしたり、
インサイトCDを寝る前などに聴いて、
充分リラックスする習慣をつけられるのもよいと思います。
以下、ストレスや疲労を溜めないようにするのに役立つ習慣をご紹介していきます。
■深呼吸を時々する習慣をつける
身体の使い方の側面から、集中力や脳力をアップする方法です。
集中していると、姿勢が固まって呼吸が浅くなりがちです。
すると、脳に充分な血液や酸素がいきわたらず、頭がボーっとしてしまいます。
まずは目に付くところに「深呼吸をする」と大きく書いて貼っておきましょう。
そして気がついた時に、1〜2度でいいですから、深呼吸をする癖をつけましょう。
腹式呼吸でも胸式呼吸でも何でも構いません。
【気持ちよく行う】ことのほうが大切です。
そして何回かに一回は、首、肩などを軽くさすって、
そのさすった部位に息が入って ふわ〜〜っ とゆるんで膨らむようなイメージをして深呼吸をすると、
質の良いリラックスが短時間でできます。
余裕があれば、胸、脇、腹、腰、頭などもさすってあげるとよいでしょう。
深呼吸は、クセにする必要がありますので、最初は忘れてしまうかもしれませんが、
これをやり続けて積み重ねることの効果は絶大です。
これをクセにしないで、身体を固めっぱなしで一生を過ごすとしたら、
あなたの集中効率・脳力・リラックス能力は、どんどん下がっていきます。
人生全体を俯瞰して、取り組んでいかれることをお勧めします。
■ゆる体操をする
ゆる体操の詳細は、別項を立ててご紹介する予定です。
身体をモゾモゾ動かしたり、ゆらゆら揺すったりします。
楽しく、いつでもどこでも、簡単にできて、
脳力をアップするだけでなく、全身を元気に若々しくできてしまう画期的な体操です。
「ゆる体操」は勉強や仕事の合間に、2〜3秒から30秒くらいの
超短時間で挿入することができるのが、最大の利点です。
寝ながらでも、テレビを見ながらでもできる体操もあるので、
どんなにものぐさな人でも、どんなに忙しい人でも、
非常に始めやすく、続けやすくなっています。
簡単なのに、考えつくされた方法なので、誰にでもすぐに効果が得やすくなっています。
例えば、貧乏ゆすりのように、足を開いたり閉じたり、
腰や背中をモゾモゾさせたり、手をプラプラさせたり、
首・頭をくねくねとゆったり揺すったりするだけなので、
慣れれば、別枠で時間を取ることなく、仕事や勉強をしながら同時にできてしまいます。
脳力を最大限に発揮していくためには、このページ全体で説明しているような、
1)情熱が湧く目標設定
2)勉強・仕事のコツ
3)栄養摂取
4)ゆる体操
など全てを取り入れていかれるとよいと思います。
■周辺視野を確保する
ひとつのことに集中していると、目の焦点が中心の一点に集まります。
しかし、この視野の取り方(中心視野)は、脳力を最大限に活用するには適しません。
集中力、発想力などを最大限に引き出すには、
【周辺視野】を見ることが、一つのスイッチになっていることが分かっています。
【周辺視野】を見ている状態は、
無意識とか潜在意識と呼ばれる膨大な情報を含む領域にアクセスしやすくなっている状態です。
【周辺視野】の状態を維持する訓練は簡単にできます。
書店でもよく見かける3D立体視の本を【平行法】で見ている時は【周辺視野】ですし、
フォトリーディングでいう【ソフト・フォーカス】も【周辺視野】です。
(↑ご存じない方は、これらの意味は分からなくても構いません。)
一番確実・簡単に【周辺視野】に入る方法は、
1)両腕を胸の前に水平に伸ばして、両手の人差し指を立てます。
2)伸ばした両腕をゆっくりと左右に開いていきます。
3)この時、呼吸を止めないで、深呼吸を続けながら、身体をリラックスさせます。
4)両手を180度近くにまで広げて、左右の手を同時に見るようにすれば【周辺視野】です。
5)この時、目は正面を向いたままで、意識だけを左右に広げるのがポイントです。
慣れてきたら、勉強や仕事をしながら左右の壁をちょっと意識してみるだけでも、
周辺視野の感覚が再現できます。
周囲のものに意識を集中するわけではありません。
目の前にある本・ノート・パソコンをちゃんと見ているのですが、
同時に、周辺も「ボンヤリと」意識にのぼっている状態です。
リラックスした集中状態に入りやすいことが実感できると思います。
自宅で仕事や勉強をされる方でしたら、左右の視野ギリギリのところに、
ろうそくを立てておくのもいい方法です。(火の元にはご注意くださいね)
もうひとつ、【周辺視野】を習慣化させるために効果的な方法は、
ブレインジムという脳の体操プログラムのなかにある【レイジーエイト】という方法です。
やり方は、下記動画の5:10から出ていますので、見ながらやってみてください。
■フォーカスCDをリピート再生しないで使ってみる
フォーカスCDは、72分(Clarity/Flow)、50分(Focus/Attention)、22分(Envision/Brainstorm)
という時間割がされています。
脳も連続使用すれば疲れますし、適度に休憩や運動を入れた方が、最終的な効率は高まります。
ですから、CDをあえてリピート再生せず、CDが終わったら、一休みする、
というリズムを作るのもいいでしょう。
■ インサイトを併用する
フォーカスCDとインサイトCDは目的が違うCDですので、
仕事や勉強中の集中力アップに直接・即効で効果があがるわけではありませんが、
深いリラクゼーションや、数ヶ月〜数年単位での地道な脳力アップが目的でしたら、
インサイトCDとの併用もお勧めできます。
■たんぱく質の多い食事を採る サプリメントを使用する
集中する際には、脳では物理的に物質が利用されています。
つまり、脳がちゃんと機能するためには、ちゃんとした栄養が必要です。
もしフォーカスCDを聴きつづけながら、このページに書いてきたような基本的な事項を
実行しているにもかかわらず、充分な集中力が発揮できない場合には、
食事の改善とサプリメントの摂取をすることは、充分に試す価値のある理にかなった方法です。
デスクワークなどの頭脳労働系の方や、精神的なストレスの多い方は、
ビタミンB群が通常の10倍近く消費されますので、
食事だけに頼らずサプリメントで補うほうが簡単で合理的です。
インサイトCD/フォーカスCD愛用者の方のための私のお勧めサプリメントはこちらに紹介してあります。
脳に必要な【原材料】としては、たんぱく質の摂取(体重の1/1000 60kgの人なら1日60g)が必要です。
良質なたんぱく質として最もお勧めできるのが、卵です。
ゆで卵をおやつ代わりにしたり、みそ汁やスープに溶かして飲んだりするのはお勧めです。
まずは、1日1〜2個から始めてみてはいかがでしょうか。
また、その原材料(たんぱく質)はそのままでは脳は利用できませんので、
それを脳が使える物質(=神経伝達物質等)に変換してくれる【加工屋さん】として、
ビタミンB群やビタミンC、亜鉛などが必須です。
この【原材料】(たんぱく質)と【加工屋さん】(ビタミン・ミネラル)の両方が充分に脳に行きわたらないと、
いくらフォーカスCDで脳波をいい状態に導こうにも、物理的に無理がかかります。
車にたとえて言うなら、
ボロボロのエンジン(脳)に、ろくにガソリン(栄養素)も入れず、
タイヤを速く回すための外付け補助装置(フォーカスCD)だけ良くしているようなものです。
(それって不自然ですよね?)
たんぱく質やビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、などを摂取することは、
エンジン(脳そのもの)をよい状態にし、スムーズにガソリン(栄養素)がいきわたるようにすることで、
脳が本来持っている性能を充分に引き出すことになります。
そのうえで、フォーカスCDを利用すれば、ターボチャージャー(外付け加速装置)として、
ちゃんと集中力や記憶力のアップにつながります。
これは、
フォーカスCDを利用して、勉強法・仕事法を工夫しても集中力が上がらない方には、
特に見逃せない事項です。
フォーカスCDをしばらく利用しても、集中力がアップしない場合には、
脳に必要な基本的栄養素が足りていない可能性がありますので、
食事の見直しとサプリメントの摂取も考慮に入れてみてください。
また、必要な栄養素が、脳を初めとした全身にちゃんといきわたるようにするには、
身体が充分にゆるんでいる必要があります。
ガチガチに固まった筋肉は血行を悪くし、神経を締め付け、本来の脳力発揮を妨げます。
そしてそれだけでなく、必要な栄養素や酸素の供給を減らしてしまいますので、
集中力が落ちたり、気分が沈んで意欲が低下したりしてしまいます。
ですから、上述の「ゆる体操」や「散歩」などの軽微で続けやすい運動を
日常生活に取り入れることも、集中力アップ・脳力アップには大切な要件です。
充分な栄養が脳に行き届くことになるからです。
■雨音や波音を思い出すだけで、集中状態に入れるようになる方法
フォーカスCDは、数ヶ月以上効き続けることで、
脳が【全脳活性した集中状態】を覚えて、
フォーカスCDを効いていない時にも、最高の集中状態に入りやすくなっていきます。
そのプロセスを早めるコツとなる方法がありますのでご紹介します。
特に受験勉強をされている方や、定期的にプレゼンテーションをされる方には
お勧めできる活用方法です。
1)勉強前に10〜20分くらいの時間をとって、
フォーカスCDのお気に入りのトラックを聴き始めます。
2)最初の5〜10分くらいは、目をつむって、脳波が同調してくるのに任せます。
3)その後、1〜2分で今日勉強する内容の範囲全体をざっと思い描きます。
目を開けて、教材・仕事内容を確認してもOKです。
4)内容を確認したら、再度目をつむって、集中して勉強している自分をイメージし、
最終的に今日の勉強・仕事を全てをやり遂げている時に感じるであろう
【満足感】【充実感】【達成感】を先取りで、2〜3分感じてみます。
5)その状態を保持しつつ、引き続いて、勉強・仕事に取り掛かります。
6)勉強・仕事が終わったら、CDを聴いたまま目をつむって、
今日、上手くいったところ、理想に近づいている部分を(小さなことでも)5つ程思い返して、
達成感や満足感などを感じます。(それを感じることを許してあげてくださいね)
7)引き続いて、今日の勉強・仕事でまだ改善できる部分を、1つだけ取り上げます。
そして、イメージのなかで、次回の勉強・仕事の時に、
その部分が少しだけ改善されている自分を想像して、勉強を終わります。
これを「習慣」にすることで、フォーカスCDを聴きながら勉強に入る度に、
よい状態にアクセスするクセが勝手につくようになると思います。
(是非、習慣にしてみてください)
数ヶ月間これを続けられるころには、頭の中で雨音(波音)を思い出すだけで、
その間に積み上げてきた脳神経系へのインプットが、一気に思い出せるようになっていくでしょう。
この方法の効果は、半分以上無意識レベルで起こるので、
ご自分では、一気に思い出せているような感じはしないことも多々あります。
続けるうちに、
試験中やプレゼン中に最高に集中できて、よい結果を出せている自分が、
らくらくイメージできるようになって、実際、それに見合った結果が得られるでしょう。
周囲の人のほうが、あなたの変化に先に気づく場合もあります。
フォーカスCDを聴き続けていること自体が、
脳に集中状態を教え込んでいるようなもなのですが、
どれくらいの期間聴けば聴いていない時もすぐに集中状態に入れるか、
というのには、どうしても個人差がありますので、
焦らずに、地道に聴きながら勉強・仕事を続けられてください。
そのときのポイントは、上手くいっている部分に焦点を当てることです。
そうすることで、意欲や集中力が出やすくなります。
聞いていない時にも集中しやすくなるには、
数ヶ月〜1,2年単位で長期間使い続けることによって、
少しずつ脳への効果を積み重ねていく必要があります。
人によっては最初の数ヶ月間に、
微々たる変化しか感じられない場合もありえますが、
使い続けておられる限り、ちゃんと効果は脳神経系に蓄積されています。
CDは、使用初期に効果を実感しにくくても、
さらに使い続けることで効果を感じられるようになる方が大変多くおられますので、
是非、効果を期待して、気長に使い続けてみてください。
上記のような方法を取り入れることは、特にお勧めです。
■エナジータッピングを活用する
また、集中力を上げるために、他にお勧めできる方法として、
【エナジータッピング】という方法があります。
(私も日ごろから使って効果を得ています)
エナジータッピングは、EFTやTFTといった「つぼをトントン叩いて感情を解放するセラピー」を
より簡単に実践しやすくまとめた、【感情エネルギー調整法】です。
こころとからだを癒してスッキリ! 魔法の指先タッピング 横田紗知代著
(絵入の薄くて分かりやすい本です)
ポイントだけ述べますと、
同書のpp78〜83に解説してある【スマイルタッピング】とその応用を習慣にすることで、
集中している自分に入りやすくなっていけると思います。
その際、集中力を一つのテーマとして、
1)こんな風に集中できたらいいのに、というイメージはどんな状態か?
というようなことを明確にして、タッピングしていかれるとよいでしょう。
タッピングを【習慣化】していくと、
ネガティブなイメージがだんだん気にならなくなってきて、
ポジティブなイメージがしやすくなっていくようです。
詳しい方法は同書を参考になさってみてください。
タッピングは「習慣」にすることで、自律神経や脳のバランスも取れやすくなっていくようですので、
CDとの相乗効果も得られると思います。
■ツボを叩かないエナジータッピング
エナジータッピングでは、手・顔・胸などをトントンと叩きます。
確かに数分でできるので仕事や勉強の合間にやるのはいいにしても、
かといって、のべつまくなしやるわけにもいきません。
そんな方のために、ツボを叩かないエナジータッピングが開発されています。
手の横を、水性の金色ペンで2cmくらい塗りつぶすだけです。
東洋医学的なツボ・気の流れと色の関係が研究され、
ここに金色を塗ることによって、気の流れや気持ちの流れの改善に効果があることが発見されたようです。
まあ、難しいことは抜きにして、
【リラックスできるおまじない】【集中しやすくなるおまじない】くらいに思って、
気楽にやってみてください。
Uniball Signoの水性金色ペンがお勧めだそうです。塗るのは20秒もかかりません。
(油性ペンだと効き過ぎる場合があるので、消えやすい水性のほうが良いそうです)
手の横に塗るので、ほとんど人目にはつかないと思いますが、
人に見られるのが気になる方は、寝る前に塗って、朝洗い流してしまってもいいでしょう。
寝ている間に、気の流れが調整されるようです。
***
■最後に
フォーカスCDの効果がすぐに出ない場合にも、
このように、色んな工夫をしていくことで、効果が出やすくなります。
今のところ、私が実際に試して、効果を感じたものはこれくらいです。
まだあるかもしれませんので、思いついたらまた追加していきますね。
これらをやってもダメだった、という方も是非ご連絡ください。
工夫と言うのは無限にあるものです。
一緒に考えていきましょう。
これらの方法は、フォーカスCDの効果を上げるためだけの方法ではないので、
フォーカスCDを使わない場合にも充分活用し、効果が得られます。
どうか、あなたの目的・目標が達成されますように、
できることから、楽しくレベルアップしていってくださいね。
人生は楽しいですよ♪
ではまた、別のページでお会いしましょう。
1)食事内容の見直し・改善
2)基本的なサプリメント(ビタミン・ミネラルなど)の摂取
3)整体・カイロプラクティック・オステオパシーなどによる身体バランスの調整
4)自分でできる体操(特にゆる体操)
この4つが思い浮かびます。
これらの方法は、インサイト・フォーカスを利用しているいないにかかわらず、
既に医療機関で治療を受けておられる方
病気ではないが何となく不調な方
健康だがもっと能力を発揮したい方
このような方にとっても、健康増進を助け強める可能性が高いものです。
ピンときたものを試しながら、ご自身の感性を磨いていかれる助けになれば、と思います。
バランスよく組み合わせて活用していくとよいでしょう。
今回は、1と2をメインに情報をご紹介します。
つまり食事とサプリメントです。
個人レベルでどなたにもお勧めできるサプリメントについては、
脳機能向上・ストレス解消のための基本サプリメントでご紹介していますが、
このページでは特に、
栄養療法の専門医療機関で推奨されている食事療法とサプリメントについてご紹介します。
より体調のすぐれない方は、ここでご紹介する医療機関で検査を受け、
適切なサプリメント指導を受けられることをお勧めします。
■身体は口に入れたものからできている
ある人が言っていました。
うつにかぎらず、病気になるとほとんどの人は
病院にいきますが、医者は医療行為はしても
栄養指導はほとんどしてくれないですよ。
多くの人が栄養不良が原因で体調を
こわしているのに、それを改善せずに
病院にいっても治るはずがないんです。
全くその通りだと思います。
私は、次の話にも納得してしまいました。
ニワトリや豚や牛だって、良い餌を与えればちゃんとおいしいお肉になってくれる
観賞用の小鳥だって、栄養状態が悪ければすぐ羽が抜け、病気になってしまう
人間の身体だって、同じように食べ物からできている
食べ物が変われば、ヒトの身体も心も変わるのは当然じゃないかな
これを読んで私は思いました。
普段何気なく見ている自分の手の皮膚も、
頭の中にあって見えない脳神経細胞も、
全部、自分の口から入れたものが変化してできているんだよな。
これって奇跡じゃん!?
それからというもの、口から入れる食べ物と、それを見事に活用してくれる自分の身体に、
心から感謝しながら、食事をするようになりました。
■友人(S)のはなし
東京は新宿に新宿溝口クリニックという栄養療法専門の医療機関があります。
私の友人(S)が先日、そのクリニックに行って、
詳細な血液検査をしてもらい、食事指導・サプリメント指導をしてもらってきた話を聞かせてくれました。
■インサイト・フォーカスを聴いているのに何で効果が出ないの?
友人(S)が、そうすることにしたそもそものきっかけは、
インサイトとフォーカスを利用し続けているのに、以前ほど気分がすぐれず、意欲低下気味だったところに、
たまたま溝口徹医師の「うつ」は食べ物が原因だった! という著書を読んで、
「自分の食事内容がいかに酷いか」ということに衝撃を受けたからだそうです。
友人(S)が恥ずかしそうに言うには、ここ数ヶ月間、
パン、ご飯、麺類、甘いものを食べたい時に食べる、というかなり偏った食生活をしていたそうです。
溝口医師によると、そういった炭水化物(糖質)ばかりの偏った食生活だと、
それがうつ病のような、意欲低下、気分の変動、集中力の低下などの原因になりうる、
ということなのです。
(もちろん体質にもよるので、全ての人に当てはまるわけではありませんが)
友人(S)はインサイトCDとフォーカスCDをほとんど毎日使っているのに、
何か以前のような切れ味のよい効果が感じられないでいたのは、これだったのかも?
そう直感し、電話でクリニックの予約をしたそうです。
■さっそくやってみた
待ちきれなかった友人(S)は、その予約日までの数日の間に、
溝口医師の著書に解説のあった「分子整合栄養療法(分子矯正栄養療法)」について勉強しました。
そしてすぐに食事内容を変え、不足していそうなビタミンやミネラルを想像して、
とりあえずサプリメントを手近なところから入手して多めに摂取してみた、といいます。
そうしたら、たった数日で目覚めが以前にもましてスッキリするようになったので、
「これはさらに続けてみる価値がありそうだ」と確信。
数日後のクリニック初診の日には、採血をするのがメインで、
具体的なアドバイスがしてもらえるのは、検査結果の出る2週間後。
初診日以降も、とりあえず書籍を参考にして、炭水化物・糖質を少なくし、
たんぱく質(魚・肉・大豆製品)と野菜・食物繊維を多めにとるようにし続けたところ、
検査結果と具体的なアドバイスを聴く前の段階で、身体も軽く感じられるようになり始めたそうです。
初診から2週間後、検査結果を元に、不足している栄養素が判明し、
食事療法とあわせて、ビタミンB群や亜鉛などのサプリメントも摂取し始めました。
それを4週間ほど続けた頃には、以前のような前向きな気持ちとやる気、集中力が戻ってきて、
インサイトCDでもリラックスしやすくなり、フォーカスCDでは集中しやすくなった、というのです。
■これは皆さんにもお勧めする価値がある!
この身近な友人(S)の個人的な体験に触れたこともあって、
「食事と栄養にきめ細かな配慮を行うこの『分子整合栄養療法』の情報によって、
少しでも楽になる人が、他にもいるかもしれない」
そう思って、私も試し、その効果を実感したのでこのサイトでもご紹介することにしました。
新宿溝口クリニックは「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)」に基づいた医療機関です。
その特長は、
「かなりきめ細かに、足りない栄養素と、その効果的な栄養摂取法を教えてくれる」
というところにあります。
もうちょっと詳しく書くと、
1)詳細な血液検査をして、
2)全身の細胞の栄養状態を分子レベルで改善するために、
3)その人にとって必要な食事方法・厳選サプリメントをアドバイスしてくれる
という具合です。
分子整合栄養医学の背景を簡単に説明しますと、
1950年代後半、米国にて遺伝子についての発見を基礎に“分子生物学”という学問が誕生しました。この分子生物学からさらに発展したのが、“分子整合栄養医学”です。
分子整合栄養医学は、人間の体の整合を分子(細胞)のレベルで考え、栄養素を、組み合わせと量を上手に使うことによって、栄養学的/病理学的な作用で、病気を治療/予防しようという考え方です。
こんにち米国の多くの医師が分子整合栄養医学を臨床の第一線で応用するまでになっています。栄養素の補給方法としては、サプリメントを用いるのが一般的です。
ということです。
これが通常の食事療法や、通常の自己判断によるサプリメント摂取とは決定的に違うところです。
このきめ細やかさは、たとえ管理栄養士と言えども一歩及ばないでしょう。
分子整合栄養医学に精通した医師・医療機関だからこそできることです。
ちなみに、新宿溝口クリニックでは、東京新宿まで出てこられない遠方の方のために、
お近くの医療機関と協力して検査・診療を行うことができますので、
興味のある方はホームページから確認してみてください。
■では実際、栄養療法では毎日何をするのか?
さて、話を「分子整合栄養療法(分子矯正栄養療法)」に戻します。
話が具体的なほうがイメージがわきやすいと思うので、
友人(S)がどのようにしているか、について詳しく聞いてきましたので書きますね。
(人によって内容は変わってくるので、一つの「読み物」として参考にしてみてください。)
友人(S)の場合の推奨サプリメント(分子レベルで不足している基本栄養素)は、
ビタミンB・C・E、プロテイン、アミノ酸、亜鉛などでした。
友人(S)は、これを一日4回に分けて摂取しているそうです。
■食事指導もあって、
1)炭水化物・糖質を抑えて、
2)たんぱく質と
3)野菜・食物繊維をたくさん採るように言われたようです。
確かにそうすると調子いいそうなんです。
先にも書いたとおり、書籍(このページ下部へのページ内リンク)を参考にした食事改善だけでも、
寝つきや目覚めが良くなったり、身体が軽くなったりしてきたようです。
実際私が友人(S)に会った時には、表情が明るく、声も大きくなっていて、
「ああ、元気になってきているんだな」という印象を持ちました。
■1)炭水化物・糖質を抑える目的は、血糖値の乱高下をなくし安定させるため。
人(体質)によっては、炭水化物・糖質の摂取によって血糖値が大きく乱れます。
そういう体質があるかどうかは、次のようなチェックリストでも推測できます。
1)甘いも・スナック菓子・清涼飲料水をほぼ毎日採る
2)空腹感を感じ、おやつを食べることが多い
3)夜中に目が覚めて、何かを食べることがある
4)夕方に強い眠気を感じたり、集中力が落ちる
5)体重の増減が激しい
6)体重が増えてきた、または痩せにくくなった
7)イライラや不安感が、甘いものと採ることでよくなったことがある
8)頭痛、動悸、しびれ等が甘いものを採ることでよくなったことがある
9)安定剤や、抗うつ剤を服用しても、あきらかな症状の改善がない
10)血縁者に糖尿病の人がいる
「うつ」は食べ物が原因だった! p107より引用
では、血糖値が大きく乱れることのマイナスは何でしょうか?
血糖値の乱れが大きくなると、脳機能が低下したり、ストレス状態に陥りやすくなるそうです。
ですから炭水化物・糖質の摂取を抑えることで、改善しやすくする、というわけです。
(もう少し突っ込んだ説明を知りたい方は、上記書籍をご参照ください。
ホルモン分泌のしくみなども含め説明されています。)
■炭水化物や糖質に影響されやすい人が、具体的には気をつけること
1)お菓子・ジュースなど糖質の多いものを避ける。
2)精製された穀物(白米、麺類、小麦粉、パンなど)を避ける。
3)GI値の低い未精製穀物(玄米など)に変える(血糖値が急激に変化しにくい)。
4)食事の順番を「野菜・食物繊維」→「たんぱく質」→「少量の炭水化物」にする。
血糖値の乱高下が避けやすく、気分や脳機能が安定しやすい。
5)ゆっくり食べる
というようなことだそうです。
ただ、精製炭水化物(白米・パンなど)・糖質(砂糖など)メインの食事を長らくし続けていた方は、
身体の消化・代謝・エネルギー生産機能も、それ用に変化しています。
言い換えると、炭水化物や糖質からエネルギーを得るシステムに身体が変化してしまっていて、
たんぱく質を消化・代謝・エネルギー源にするシステムがお休みしてしまっているわけです。
なので、いきなり炭水化物・糖質を完全にやめて、たんぱく質を多く採っても、
たんぱく質を消化したり、たんぱく質からエネルギーを生産したりすることが、
下手くそな身体になっています。
その結果、最初の1〜3ヶ月は、
胃もたれしたり、ガスが多くたまったり、かえって調子が悪くなったりすることもあるそうです。
(その方の消化・代謝・エネルギー生産システムの柔軟性によって反応は異なるでしょうが)
しかし、それも正常な反応の内のひとつだそうですので、
あまり焦らず、2〜3ヶ月の時間をかけて、
「できるだけ、できるだけ、精製炭水化物や糖質を減らす」
「できるだけ、できるだけ、たんぱく質を意識して摂取する」
という心構えで、地道に食事内容に関する意識を高めていくことが重要です。
意識とクセがつけば、食事内容は自然に変わっていくでしょう。
2〜3ヶ月する頃には、身体もたんぱく質の消化・代謝・エネルギー源としての利用が、
うまくなっていきますので、だんだん楽に食べられるようになっていくでしょうし、
脳や身体もあなたの心がけにちゃんと応えて、元気になっていってくれると思いますよ。
■2)たんぱく質をたくさん採るのは、たんぱく質が身体の原材料として重要だから。
例えば、うつと関連が深い「セロトニン」という神経伝達物質も元を辿れば、
たんぱく質・アミノ酸が消化・代謝されてできるものです。
具体的な食生活としては、
1)肉
2)魚
3)豆腐・納豆などの大豆製品
4)卵
をバランスよく毎日食べる、ということです。
■魚や豆腐の食べ方の工夫例
ちなみに、友人(S)が個人的に好きなのは、魚の味噌漬けや粕漬けだそうです。
スーパーにも売っていますが、生よりも日持ちもよく、おいしいとのこと。
豆腐なら、すりおろし生姜とかつお節をたっぷりのせて、ポン酢で。
生姜は消化を助け、かつお節はたんぱく質を追加できます。
たんぱく質は、動物性(肉・魚など)と植物性(大豆製品など)をあわせて摂取するのが、よいそうですよ。
■卵は最高のバランス栄養食
また卵についてですが、
「たまごのたんぱく質の必須アミノ酸※組成は、全食品中で最も優れている。」
「たまごはコレステロールを高めるという説があったが、
調査や研究により、常識的に食べる範囲ではそういうことはない」
ということなので、私にも一日最低1〜2個とるように勧められ、そうしています。
※ 必須アミノ酸:20種類あるアミノ酸のうち、体内で合成できない9種類のアミノ酸のこと。
イソロイシン、ロイシン、バリン、スレオニン、メチオニン、
フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、ヒスチジンがある。
卵は、寒天スープやみそ汁に落として溶き卵風にしたり、
ゆで卵にして、おやつ代わりにするとお菓子(炭水化物・糖質)を減らせますし、
血糖値の乱高下を防ぐことができます。
■まずは意識していくことで徐々に身体も変わっていく
「毎日そんなに、たんぱく質ばかり食べられないよ」
という方は、一日のうちで食べられなくても、2〜3日を一くくりとしてバランスをとるといいでしょう。
つまり、
「昨日は肉が食べられなかったから、今日は肉を食べよう」
「今日は魚と豆腐を採ったから、明日は肉にしよう」
「今日は胃がもたれて食べられないから、少なめにして、明日あさってにもう少し食べよう」
そんな感じで、意識するだけでも、食生活は確実に変わっていくと思います。
数ヵ月後には、毎日バランスよく食べられるようになっているでしょう。
■たんぱく質は神経伝達物質の材料
たんぱく質・アミノ酸(原料)を多くとると、その(製品)であるセロトニンなどの
神経伝達物質※の供給が安定するので、精神が安定したり、意欲や集中力がアップする、
ということになるんですね。
主な神経伝達物質とその働き
セロトニン(落ち着き)/ドーパミン(快楽)/ノルアドレナリン(覚醒)
メラトニン(睡眠)/アセチルコリン(記憶、学習)
■抗うつ剤と栄養療法の決定的な違い
抗うつ剤などの薬は、セロトニンなどの神経伝達物質が、
あたかも脳内に多いかのうように脳に錯覚させるような形で作用しますし、
不快な副作用も起こりえますが、
栄養療法では、そもそもその神経伝達物質の量自体が増えるようにもっていくので、
より自然に調子がよくなったり、薬の量が減らせるようになるそうです。
実際、友人(S)は抗うつ剤を徐々に減らせたと、言って喜んでいました。
■栄養素は消耗品 毎日コンスタントに採ろう
これにはちょっと裏話がありまして、
友人(S)は、この栄養療法を始めてから1ヶ月もしないうちに調子がよくなったので、
新宿溝口クリニック受診者専用の相談窓口※に電話したところ、
以前のようなパンやお菓子の生活に戻りかけたのが、再悪化の原因だと分かったそうです。
(※食事やサプリメントの摂取に関する相談のみのようです。)
そこで、野菜とたんぱく質の多い食事に戻したところ、また調子がよくなってきた、ということでした。
身体や脳が必要とする栄養素は、日々消耗されているので、
毎日コンスタントにとり続けないと、神経伝達物質も不足してしまうんですね。
これらの神経伝達物質の元を辿れば、たんぱく質・アミノ酸なんです。
しかし、ここで、もう一つ重要なことがあります。
原料のたんぱく質があってもそれ消化・代謝して、目的の神経伝達物質に変換できないと、
意味がありません。
■それを助けるのがビタミンB群や亜鉛などのミネラルです
分かりやすくするために、かなり簡略化して図式化すると、
食べ物(たんぱく質)→→《消化・代謝》→→ 神経伝達物質など
となります。
ビタミンB群や亜鉛などは上記図のなかの、→→《消化・代謝》→→の一部で重要な役を担っているわけです。
つまり、ビタミンB群や亜鉛が不足すると、神経伝達物質が充分に作ることができず、
結果として、うつ状態になったり、集中力が欠如したりしてしまうわけです。
なので、
たんぱく質と、ビタミンB群、亜鉛などのミネラルが両方とも必要充分量摂取できていることが重要なのです。
(これも、もう少し突っ込んだ説明を知りたい方は、書籍をご参照ください)
■ほんとうはうつ病じゃないのに、うつ病みたいになる鉄分不足
ミネラルの亜鉛が出てきたので、ついでに【鉄分】話を。
鉄分が不足した状態と、うつ状態とはとても似ている場合があるそうです。
アメリカの精神医学の診断マニュアルでは本来、患者さんにうつ病のような症状がある場合、
それが、鉄不足などの他の栄養・身体的原因によって起こっていない、
ということを確認することを指示しています(除外診断)。
しかし、それが確認されることは、なぜか精神科医療の中では極めてまれです。
なので症状がうつ状態であったとしても【詳細な血液検査】をして、
鉄分が不足していると分かった場合、
まずは鉄分の補給をするほうが理に適っていますし、実際に改善もしやすいでしょう。
鉄分を補給することが症状改善の本質である時に、抗うつ剤を使うのはナンセンスです。
今、【詳細な血液検査】と書きましたが、
通常の血液検査では、鉄分不足とは判断されない【潜在的な鉄不足】という状態があるそうです。
分子整合栄養医学を実践する機関での血液検査では、その【潜在的な鉄不足状態】があるかどうかを、
明確に鑑別診断することができるそうです。
通常の血液検査では、潜在的な鉄不足は見つけられないそうですので、
新宿溝口クリニックなどで詳細に調べてもらう価値はあるでしょう。
■気持ちを落ち着かせる「カルシウム」を効果的に体内で活用するために
カルシウムは骨や歯を作るだけでなく、イライラを抑え気持ちを穏やかにするのを助けますし、
体内が酸性に傾いた時、本来の状態である弱アルカリ性に戻すためにカルシウムが使われます。
でもカルシウムや鉄分などのミネラル類は、【腸管】での吸収効率がとても悪いそうなので、
原材料が何か?ということが一つ大切です。
頭で「これはカルシウムだ」「これは鉄のサプリだ」と思ってせっかく口に入れても、
体内で取り込まれず、活用もされず、排泄されてしまうことが多いのだそうです。
少々細かい話になりますが、市販のカルシウムサプリメントの場合は、
【魚骨】を原料としたものが一番吸収がよいとのこと。
(ドロマイド、炭酸カルシウム、貝殻カルシウムなどに比べて)
カルシウムが吸収される【腸管】においては、
魚骨由来のカルシウムと、鉱物由来のドロマイドでは、
同じカルシウムを含んでいるにもかかわらず、全く別の物質として認識されるそうなのです。
つまり、ドロマイドがたくさん腸に運ばれてきても、
腸はそれを「使えるカルシウム」として認識できないので、
「あ、これいらない」といって、吸収しない(できない)わけです。
私は、食べる煮干を一晩酢漬けにして食べています。
カルシウムの吸収率を上げるにはビタミンDが必要なので、
毎日規則的な生活をして太陽の光を浴びておくと体内でビタミンDが生成され、
カルシウムの吸収・利用効率が上がります。
■分子整合栄養療法が受けられる専門医療機関
分子矯正栄養療法の専門医療機関は全国にいくつかあるようです。
友人(S)と私が受診したのは新宿溝口クリニックです。
新宿溝口クリニックでは、東京新宿まで出てこられない遠方の方のために、
お近くの医療機関と協力して検査・診療を行うことができるようですので、
興味のある方はホームページから確認してみてください。
■分子整合栄養医学の書籍 分かりやすいレシピなど
まだまだ分子整合栄養医学に基づいた知識や、食生活のコツはありますが、
全てを紹介するわけにはいきませんので、下記書籍や専門医溝口医師のブログを是非読んでみてください。
(リンクの上にマウスを持ってくるだけで、書籍の画像と値段等が表示されます)
「うつ」は食べ物が原因だった!
「うつ」というタイトルがついていますが、うつだけに留まらず、脳が正常に機能するために、
どのような栄養素が、どのように働いているのか、不足するとどうなるのか、
ということが分かりやすく解説してあります。
分子整合栄養医学(分子矯正栄養医学)の基礎知識を知りたい方には特にお勧めです。
ただ、新書版はありますが詳しい情報が多いので、
うつ病などで脳機能が低下している人には、読みにくいかもしれません。
何度か読んで、馴染んでいく必要があるでしょう。
具体的にどのような食生活を心がけたらよいか、ということも書いてはありますが、
どちらかというと、理論的な背景の説明がメインなので、
より実践しやすい分かりやすいアドバイスが知りたい方は、下記がお勧めです。
精神科医の栄養療法―今日からすぐに実践できるメンタルケアのための栄養レッスン
専門的な詳しい説明よりも、実践しやすい具体的なアドバイスが多く掲載されていますので、
実践するのに一番よい書籍です。
家族の方に食事内容の協力を得る必要がある場合にも、この本はとっつきやすい本です。
決して専門的になりすぎることなく、いくつかの症例も引き合いに出しながら、
家庭でできることが書かれています。
例えば、コンビニ、ファーストフード、ファミレス、居酒屋でのメニューの選び方、
家庭ですぐに実践できる栄養療法の基本&簡単レシピ、糖質制限スウィーツの作り方、
日常生活で感じる栄養療法に関する素朴なQ&Aなど、
健康関連雑誌のように、とても読みやすい文章と構成で書かれています。
具体的な症例が他著よりも詳しく紹介されていますので、
分子整合栄養医学に基づく治療の流れがつかめる一冊です。
各症例ごとに、症状、飲んでいた薬、血液検査の結果、分子整合栄養医学に基づく血液検査結果の読み方、
処方されたサプリメント、その後の経過、などが詳細に書かれています。
紹介されている症例:
実は血糖調節障害だった統合失調症のA子さん
実は鉄欠乏だったパニック障害のB子さん
実は亜鉛欠乏だったうつ病のC男さん
実は複合栄養障害だった多動性障害(ADHD)のD君
実はビタミンB群欠乏だった不登校でうつ病のE君
1年7ヶ月の栄養療法で改善した引きこもりと家庭内暴力のFさん
糖尿病の男性患者さん(45歳)
五十肩の女性患者さん(47歳)
アトピー性皮膚炎、リウマチ、産後・授乳中の腱鞘炎、
ニキビ、頭痛、めまい、ヘルペス、花粉症、水虫
自分自身の基本的な栄養状態をきちんと認識し、必要な栄養素を摂取することで、
あらゆる疾患改善の基礎力(自然治癒力)が高まる、ということが具体的に分かります。
また、
第3章「精神科医療が薬漬けになる理由」
第4章「医師が無知では済まない、血液検査データの読み方」
では、現代医学教育と実際の医療の盲点が指摘されています。
賢く自分の健康を守りたい人には必読の情報です。
■分子整合栄養療法を実践する医師 溝口徹氏のブログ
統合失調症、低血糖症、うつ病 薬だけに頼らないオーソモレキュラー療法
オーソモレキュラー療法とは、分子整合栄養療法(分子矯正栄養療法)の元の英語です。
症例の紹介や、各種栄養と精神疾患の相関関係について、
本には書かれていない情報が書かれています。
過去ログ(相当たくさんあります)を読み進めていくだけでも、
分子整合栄養医学に関する基礎知識と日常での実践のコツがつかめるようになるでしょう。
理論的にちゃんと突き詰めているところ
従来の医学理論や臨床方法にとらわれていないところ
勉強熱心であるところ
実際にちゃんと効果が出るように、患者さんと併走している印象が持てるところ
根気よく患者さんの状態に向き合って、ちゃんと効果を上げているところ
世界トップの分子整合栄養療法実践医師と直接交流しているところ
こころある他の医師たちが溝口医師の影響で、
分子整合栄養医学の勉強・実践を始めて、広がっているところ
従来の薬物療法の盲点を指摘しつつも、薬物療法を否定しているわけではないところ
などに魅力を感じます。
あなたには、誰か憧れる人で、
「ああなりたいなあ」「今の自分はまだまだだけど」と思うような人がいますか?
あなたには、誰か嫌いな人で、
「ああはなりたくない」「自分はそうじゃないけど」と思うような人がいますか?
まあ誰にでも、そういう憧れの対象となる人、嫌いなタイプの人、というのはいると思います。
そういう何気ない日常の中で繰り返されている人間関係の単純な「好き・嫌い」が、
ストレスとなることもあれば、肥やしとなることもあります。
肥やしになる面の例を言えば、
憧れる人を目指してがんばることで、自分をさらに磨いていくこともできるし、
嫌いな人を反面教師として、自分自信を振り返って磨いていくこともできます。
逆に、ストレスとなる面を言えば、
憧れる人が凄すぎて、自分に自信をなくしてしまったり、いつまでもその人のレベルにまで至れなかったり
嫌いなタイプの人にあまりにも翻弄されて、平常心を保てない、些細なことが気になって仕方ない
なんてこともあります。
そして、普段何気なく繰り返されている「人間関係のパターン」「感情のパターン」もあるかもしれません。
例えば・・・
車の運転中に、他の車にいつもイライラしてしまう
苦手なタイプの人がいて、生きにくい
不安症・恐怖症・神経質などの傾向がある
いつも、同じタイプの人を好きになったり、憧れたりするが、その人に近づけない
などなど。。。
簡単に言い換えれば、
「他人の言動によって自分の感情が振り回される状態」
です。
人として生きていると、多かれ少なかれ、こういった経験はするものでしょう。
■瞑想を続けても解決できない問題がある、という問題
インサイトCDを使った瞑想を始められた方の中には、
そういった人間関係のストレスから解放されたい、とか、
些細なことが気になる神経質な自分を変えてもっとリラックスしていられるようになりたい、とか、
傷つきやすい部分を癒してもっと自信と平常心を保てるようになりたい、
などと思って始められた方も多いことと思います。
確かに、インサイトCDは、脳をバランスの取れた深いリラックス状態に導きますので、
ストレスから解放されて、平常心を保ちやすくなるよう助けてくれます。
しかし。。。。
瞑想などのスピリチュアルな実践にかかわったことがある人なら誰でも経験しうることなんですが、
実は、瞑想を長年続けているのにもかかわらず、家族や職場、友人などとの人間関係の中で、
何の変化も得られないで、いつものパターンを繰り返して何の成長もない、ということがありえます。
瞑想を続けているのにもかかわらず、結局いつもと同じような考え方や行動を繰り返してしまって、
人間関係のストレスが解消されることなく、自分自身も人間的に成長することもなく、
ずるずると時間だけが過ぎていく。。。
どんなに長く深く瞑想の実践をしていようとも、
特定の家族や知人との関係の中では、自動的・無意識的にいつものパターンが繰り返されてしまう、
ということがありえるのです。
インサイトCDを使った瞑想を続けている場合、このようなことが起こりにくい特長があるのですが、
それでもある理由によって、効果・変化を実感しにくくなってしまう場合があります。
■なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?
主な理由は、人間的な成長・変容というものが、
とてもゆっくりしか進まず、なかなか得がたいものである、ということと、
そして何より、瞑想というシステムには、決定的な弱点があるからです。
では、その瞑想の決定的な弱点とは何でしょうか?
その説明に興味のある方は、このまま順番に読み進めていってください。
また、その瞑想の弱点を補うにはどうしたらいいのでしょうか?
今すぐ、その方法を知りたい方は、シャドウ・ワーク(影の統合のための3-2-1プロセス)このページ下方を早速やってみて、
あとで時間のある時に、飛ばした部分を読まれると理解が深まるでしょう。
■瞑想では何をするのか?その特長
ますは、その【瞑想の弱点】を理解しやすくするために、
まず瞑想では何をするか、瞑想にはどんな特長があるか、について確認しておきましょう。
通常、瞑想においては、すべてを観察し、自分から切り離していく作業をします。
これを「脱・同一化(Dis-identification/ディス-アイデンティフィケーション」と言います。
(この説明を難しいと感じる方は、「瞑想は単に頭を空っぽにしてリラックスすること」
くらいに捉えておいても構いません。できるだけ分かりやすく説明しますので、ついてきてくださいね。)
例えば、
「私は怒っている」
と言う時、「私」=「怒り」という具合に同一化している状態と言えます。
瞑想では、
「私は怒りを感じているが、私は怒りそのものではない」
といった具合に「私は○○を感じているが、○○ではない」と認識していきます。
(これが「脱・同一化」ということです)
例えば、怒りであれば、怒りを感じている時、その怒りに浸りきるのではなく、
その怒りという感情を、「観察している平静な自分」に気づきます。
そして「意識に上っているもの全て」を「観察の対象物」として認識し、
「脱・同一化」していきます(=「私は○○を感じているが、○○ではない」)。
その「観察する」「脱・同一化する」という行為を続けることで、「観察者でいられる自分」を強化して、
結果、何ものにも動じない境地を深めていくのが瞑想の重要な目的の一つです。
(最終的には、「観察者の自分が存在する以前の自分は誰か?」というところまでいきますが、
ここではこれ以上入り込まないことにします)
しかし、その「観察する行為」「脱・同一化する行為」が、瞑想の決定的な弱点を生み出し得ます。
■瞑想というシステムの決定的な弱点と「影」「切り離された自己」
その弱点とは何かといいますと、
その観察されている対象(感情や経験)を本当は自分自身も持っている、もしくは持つ可能性があるのにもかかわらず、
自分にはそんなものはない、自分はそんな感情/経験を持ちたくない、と自分自身から切り離されてしまうことがある、という弱点です。
そのように、自分自身から切り離されたり、
「自分にはない」「自分ではない」とみなされてしまった側面を、
「影(Shadow/シャドウ)」もしくは、
「切り離された自己(Disowned Self/ディスオウンド・セルフ)」
と呼びます。
「影」「切り離された自己」が形成されると、日常では例えば次のようなことが起こりえます。
・自分を不快な気持ちにさせる人がいて、気分を害することがある
(例:ゆっくりしている人を、のろまでどんくさい人だ、と思いイライラするなど)
・車の運転中に、他の車にいつもイライラしてしまう
・苦手なタイプの人がいて、生きにくい
・不安症・恐怖症・神経質などの傾向がある
・いつも、同じタイプの人を好きになったり、憧れたりするが、その人に近づけない
・悪夢・嫌な夢・理解しがたい夢を見る
全ては、「影」「切り離された自己」のなせるわざ、と言えます。
(良いと感じるものであれ、悪いと感じるものであれ、
どちらも「影」「切り離された自己」となりえる可能性を秘めています。)
■「影」「切り離された自己」が「他人に投影」されていく
「何だか話が長くなって難しいし、飽きてきた」という方は、
シャドウ・ワーク(影の統合のための3-2-1プロセス)このページ下方を早速実践してみてください。
ここからはまだ余裕のある方のために(笑)、
そうなっていくプロセスと弊害をもう少し具体的に、順を追ってみていきましょう。
感情や経験というのは、そもそも最初の段階では、
「私は怒っている」
「私はあの人がねたましい」
「私は魅力的で価値のある人間だ」
といった具合に、「私は〜」という「1人称意識」として意識に上ります。
しかし、理由は何であれ、そういった経験・感情などが、脅威となり、良くないものと判断されると、
それを自分の意識の外側に押し出して、
往々にして他人のもの、他人/外側から来ているものとみなしてしまうことがあります。
(常に必ずそうなる、というわけではありませんが)
これを【投影(Projection/プロジェクション)】といいます。
このような【投影】が起こるきっかけの例を挙げてみましょう。
【怒り】や【ねたみ】の場合、
まず、怒っていたり、人をねたむ行動をとった自分が、嫌われたり叱られたりした結果、
それを良くないもの・脅威・不快だと感じるようになります。
例えば、幼児が何かの理由で、母親に対して【怒り】を感じたとします。
兄弟に対する【ねたみ】でもいいでしょう。
しかし、幼児が【怒り】や【ねたみ】を表現することで、
他人(母親や兄弟)からの愛情など何か大切なものを失う可能性を感じる場合、
【怒り】や【ねたみ】をよくないもの、感じたくないものとして【抑圧】して、
自由に表現しなくなってしまいます。
その【怒り】や【ねたみ】を感じることがその幼児にとって【脅威=愛情を失う】となるので、
「そんな感情は自分の中にはないということにしたい」という気持ちが無意識の内に働きます。
しかし、【怒り】や【ねたみ】は自然な感情ですので引き続き自分の内側から湧き上がってきます。
では、どうするか?
その結果、母親や兄弟に対する【怒り】や【ねたみ】を直接感じることはないように【ある種の工夫】をして、
その代わりに【偽の感情】とも言える【恐怖】や【悲しみ】などの感情を経験するようになります。
【怒り】や【ねたみ】を感じて表現することは、その幼児にとって【脅威】となりえますが、
【恐怖】や【悲しみ】を感じて表現しても、母親や兄弟との関係に【脅威】となりにくいからです。
そんな時、人はそれらの感情を「これは自分ではなく、他人が怒っている、ねたんでいるんだ」と捉え、
自分自身は【怒り】や【ねたみ】とは関係がない、と捉えるようになります。
これを【投影】といいます。
そして、その結果、「怒り」や「ねたみ」を感じている他人に対して、
制御しがたい感情的な反応(例えば、許せない、怖い、などの感情反応)をしてしまうようになります。
また、【魅力】や【価値】の場合、
他人と比べられて、自分には【魅力】や【価値】がない、と考えるようになった結果、
そうした特性が、自分にはなく、他人の中にしかない、という気持ちが無意識の内に働きます。
そして、【魅力】や【価値】が、
自己から切り離され、他人の中にしか発見できなくなるような【投影】が起こりえます。
そして、【魅力】や【価値】があるように見える人に対して、
制御しがたい感情的な反応(例えば、自己卑下、強い憧れ)をしてしまうようになります。
また、信念や価値観も「影」「切り離された自己」を形成させる可能性があります。
例えば、
「何事も早くきびきびと行うべきだ」
などと言った信念・価値観を持っている場合になどには、ゆっくりしている人を見ると、
「何やってるんだ!のろまでどんくさいやつだな」、などとイライラするかもしれません。
この場合、「ゆっくりと行動する」という部分に、不快・脅威を感じて、
「これは自分にはない」と自己から切り離され、自分や他人の中に発見された時(投影)に、
制御しがたい感情的な反応(過剰な自己規律や、他人へのイライラ)をしてしまうようになります。
■「影」「切り離された自己」の弊害
このように、感情や経験を不快・脅威として感じるようになると、
それを自分で経験しないようにするために、投影が起こるわけですが、
そうすることで、どんな弊害があるのでしょうか?
まず、相手の人をありのまま見つめ、認めることができなくなります。
そして、自分自身の感情・経験をありのまま見つめ、認めることができなくなります。
そして、「影」「切り離された自己」となった感情/経験の持っているエネルギーが使えなくなります。
例えば、「怒り」は
未熟な段階では、自己中心性の表現でしかないかもしれませんが、一番強いエネルギーなので、
生命力・元気・活力や、意欲、正義感、正当な自己防衛、自己主張・自己実現などにつながりうるエネルギーです。
「ゆっくりした行動」は、
生産性の低さ、頭の回転の悪さ、身体能力の衰えとみなされるかもしれませんが、
こころの穏やかさや、気楽さ、落ち着き、正確な判断などにつながりうるエネルギーです。
「ねたみ」は、
未熟な段階では、相手を貶め、自分は成長しない、というような卑屈なものかもしれませんが、
自分の未熟さに気づく、自分より優れたものを発見しそれに近づく、というエネルギーになりうる可能性を秘めています。
このように、本来有益に使える側面も備えた感情/経験なのにもかかわらず、
それを全て丸ごと、自分の外側に投影してしまうことになるので、そのエネルギーにアクセスできなくなってしまいます。
それは、自分の可能性を狭め、生きにくくしているのと同じです。
それに加えて、
実は「影」「切り離された自己」を自分の外側に押し出す無意識的作業(=投影)そのものが、
精神的・神経的エネルギーを消耗させます。
例えばごく簡単な例ですが、
「怒ってはいけない」「ねたんではいけない」「常にテキパキ動かなければいけない」
と思い続けていたら、エネルギーを消耗しますよね。
■「投影」「自己からの切り離し」と瞑想の関係
そこで、この「投影」「自己からの切り離し」と瞑想の関係なんですが、
瞑想をしていると、そういう「投影」「自己からの切り離し」が無意識の内に起こりやすくなってしまうのです。
なぜなら、瞑想が指示することが「私は○○を感じているが、○○ではない」と「脱・同一化」していくことだからです。
それは、瞑想の厳密な指示に従わないような、
ただ「何も考えずポカンとしてリラックスする」ようなタイプの「気軽な瞑想」であっても同様です。
■「投影」「自己からの切り離し」と「真の感情解放」「感情を手放すこと」の違い
ただもし、「私は○○を感じている」と、その所有をちゃんと認めて、しっかり経験した上で手放すのであれば、
それは自分にとってもはや脅威ではないので、自分から切り離してしまう必要もなく、他人に投影されることもありません。
例えば、嫌な事をされ続けたら、怒りの感情を抑えず、「それはやめてください」ということをしっかり伝える。
無理にポジティブシンキングをしようとして却ってうまくいかなくなった時には、
「別にいいじゃん、うまくいかない時もあるし、落ち込んだっていいよね」と思えるようになる。
上記は例の一部でしかありませんが、
そのように自分の感情/経験をちゃんと受け入れた上で手放していれば、
怒っている人に接しても、人をねたんでいる人に接しても、魅力的な人に接しても、自分で何か失敗をしても、
その言動や結果に振り回されることもありません。
平静でいられるし、自分にできることは何か?という建設的なことにエネルギーが使えます。
(そうなれるような具体的な方法論を後半でご紹介しています)
しかし、ほとんどの場合、「自己からの切り離し」は無意識の内に行われます。
なぜなら、上記で説明した通り、何かしらの脅威・不快感を感じて、
自分のものとして経験したくない感情/経験であるからです。
■「影」「切り離された自己」に気づき、真に感情解放されるには人間関係が必須
そして、
「自己からの切り離し」は無意識・無自覚の内に行われるからこそ、
一人で瞑想していたり、リラックスしているだけでは、
その「影」「切り離された自己」に気がつくことが、ほぼ不可能でして、
他人との関係の中でしか、それに気がつくことができないのです。
(これは非常に重要な点です)
そして、
その誰しもが人間関係の中で自動的・必然的に気づかされることになる「影」「切り離された自己」は、
「瞑想で何も考えずにリラックスして無の境地に入ること」で解決することはできません。
(これも非常に重要な点です)
言い方を変えれば、瞑想の弱点を補い、より本当の感情的解放と自由を経験するためには、
人間関係のストレスは、とても有益なリソース(資源)であり、利用しない手はない、
と言えるほどの宝の山である、とも言えます。
これからは人間関係でのストレスを悪いもの、避けたいものと思わず、宝の山と思われることをお勧めします。
なぜなら、人間関係でのストレスを解放するための具体的な方法論があるからです。
その方法を実践することで、
よりエネルギーが増し、精神的な自由と不動心が育っていくのが分かるでしょう。
■「自己からの切り離し」「投影」の最初の段階 それに気づく目安
もう少し理論的な説明が続きますので、さっさと実践的なワークを行いたい方は、
シャドウ・ワーク(影の統合のための3-2-1プロセス)(このページ下方)へ飛んで、
後で暇がある時に読んでもかまいません。
「自己からの切り離し」「投影」の最初の段階では、
「それは『あなた』であって『私』ではない」という形をとります。
例えば、
「あなたが怒っている」 「私が怒っているのではない」
「あなたが嫉妬深い」 「私がねたんでいるのではない」
「あたなは魅力的で価値ある人だ」 「私が魅力的で価値ある人なのではない」
といった具合です。
「私は〜」という「1人称」が「あなたが〜」という「2人称」に置き換えられるわけです。
その「自己からの切り離し」や「他人への投影」が起こっているかどうかを知る目安としては、
なぜか、その人を煩わしく感じる。
なぜか、その人に惹かれる。
なぜか、その人に自分の思考を費やしてしまう。
なぜか、その人に感情的な影響を受けてしまう。(良きにつけ、悪しきにつけ)
なぜか、その人に対して、ノンストップに不平不満を言い続ける自分を発見する。
なぜか、その人と対等かそれ以上の自分に成長できないでいる。
というような時には、それが起こっていると考えられます。
この場合、厳密に言うと、
1)過去や現在の自分の経験/感情が、自分から切り離され、他人に投影される場合と、
2)まだ自分が獲得/経験していない経験/感情が、自分から遠ざけられ、近づかないでいる場合があります。
そのどちらも「影」「切り離された自己」と言えます。
■「自己からの切り離し」「投影」の最終段階 それに気づく目安
そしてもしさらに、その感情/経験/状況から感じる脅威が大きくなって、
意識から完全に排除したくなるほどまでになると、
それは「私」や「あなた」という「人」ではなく、
得体の知れない「それが〜」という3人称にまで追いやられます。
この段階では、例えば、誰(何)によって、なぜそのように感じるのか分からないまま、
イライラ、過剰反応、恐れ、恐怖症、激怒、何かを避けたい感じ、何かに惹かれる感じ、
悪夢・不快な身体症状
などといった経験がなされます。
順を追って振り返ってみると、
1人称(私は○○です。○○を感じています。)
→2人称(あなたが○○です。あなたが○○を感じています。私ではありません。)
→3人称(得体の知れない「それ」が私に○○を経験させています。私でもあなたでもありません。)
といった具合に、
本来の自分自身の感情/経験が、どんどん自分から遠いところに追いやられていくのが分かると思います。
■「自己からの切り離し」「投影」が起こっているときには瞑想は役に立たないだけでなく・・・
このように、本来自分の経験・感情が、自己から切り離され、他人や得体の知れない何かに、投影されている時には、
ほとんどのタイプの瞑想が役に立ちません。
というより実際、ことを悪化させてしまいます。
そういった時にまず必要なことは、
自分自身から切り離された感情や経験を、自分自身のものとして取り返すことなんですが、
瞑想の伝統においては、さらに切り離すことを勧めてしまうのです。
その結果、「投影」や「自己からの切り離し」が起こったままとなるため、依然として、
「他人の言動によって自分が振り回され続ける状態」
「自分の感情がコントロールできない状態」
が繰り返されてしまいます。
瞑想では、
「全ての経験を観察する『意識』はあらゆる経験から自由であり、独立しているものであると覚知すること」
という指示をしますが、
これは、自分自身から切り離してしまっている経験(=「影」)に対しては全く功を奏しません。
健康的な「脱・同一化」もしくは「観察」というのは、自分自身から切り離してしまった経験や特性を、
一旦、再び自分自身のものとし(Re-own)、再びつながり(Re-associate)、再び同一化する(Re-identification)ことによってのみ可能となります。
■「影」「切り離された自己」を再統合することのメリット
本来自分のものであることを忘れていた「影」「切り離された自己」と再びつながり、そのエネルギーを取り返すと、
より自由にいろんな人格・感情を経験し/手放すことができるようになります。
その結果、こころの平穏が増し、自由に使えるエネルギーも増えます。
一般的な観察をするタイプの瞑想は、
その「影(Shadow/シャドウ)」となってしまっている側面に気づいたり、
それを自分自身に再統合したりする作業を含まないので、
次に紹介する「シャドウ・ワーク(影の統合ための3-2-1プロセス)」は、
瞑想の弱点を補い、より「自由に完全に機能できる人間」となっていくために必須のワーク(作業)となります。
その効果を理屈ではなく、実際に経験をしていってもらいたいと思います。
■シャドウ・ワーク(影の統合のための3-2-1プロセス)
このワークでは、自分の「影」「切り離された自己」を再所有・再統合するプロセスを行います。
まず、自分の「影」に向き合います(Face It)。
次に、自分の「影」と話をします(Talk to It)。
そして、最後に自分の「影」になります(Be It)。
「向き合い」「話をし」「それになる」。。。とてもシンプルです。
もう少し詳しくやり方を説明していきましょう。
1.まず、関係の中に何かしらの感情的反応を感じる人を選びます。
例えば、恋人、家族、親戚、同僚、上司、などです。
片思いの相手でもいいですし、車の運転中に苛立たしく感じた他の運転者、などでもいいでしょう。
その人は、あなたを苛立たせたり、掻き乱したり、困らせたり、怒らせたりした人かもしれません。
もしくはその逆に、
その人にとても惹かれたり、夢中になってその人のことばかり考えてしまっていたり、
その人を独り占めしたいような気持ちであるかもしれません。
良い感情でも、悪い感情でもどちらでも構わないので、強い感情を感じる誰かを選びます。
初めてやる場合には、誰か「人」を選んだほうがやりやすいでしょう。
2.向き合う(Face It)
その人(それ)を想像したら、
その人(それ)の、嫌な面、もしくは惹かれる面を3人称で描写します。
「彼は・・・」「彼女は・・・」「あの人は・・・」「それは・・・」
「あいつは・・・」「そいつは・・・」「やつは・・・」「その方は・・・」
「その状況は・・・」「その症状は・・・」「その環境は・・・」
など、自分にとってしっくり来る表現を選びましょう。
この時のポイントは、
「その人(それ)は・・・」という表現で、その人(それ)の特長・性質・気になるところを描写することです。
もしくは、「私はその人(それ)が嫌いだ(もしくは好きだ)。なぜなら、その人(それ)は・・・だからだ。」
という形の方が出しやすいかもしれません。
それを声に出して言うか、書き出しましょう。(実際に書くことをお勧めします)
まずここでは、自分の内的経験を完全に出し切ることが目的ですので、
うまく表現しようとしたり、正しい言い方をしようなどと気負う必要はありません。
決してオブラートに包んだような易しい表現ではなく、ストレートに表現しましょう。
このワークを一人でやっている限り、
その本人や他の誰かに知られることはありませんから、包み隠さず全部表現しましょう。
・やり方がつかみにくい人のためのコツ
少し離れたところに、座布団か椅子を置いて、そこにその人(それ)がいるかのようにイメージしたり、
誰か他人に、その人(それ)について感じることを伝えている場面をイメージすると(例:あの人って、○○なんだよね)、
やりやすいかもしれません。
3.話をする(Talk to It)
その人(それ)と想像の中で会話をします。
この時、相手(それ)に対して「あなたは・・・」という表現で話します。
あたかもその人(それ)が、あなたの目の前にいるかのようにリアルに想像して、直接話しかけます。
その人(それ)に向かって、その人(それ)の何が自分を煩わせるのか、もしくは、
その人(それ)のどんなところに惹かれるのか、ストレートに伝えましょう。
簡単に言えば、2.向き合う(Face It)で書き出したものを、
「あなたは・・・」という表現で伝え、そこに自分の気持ちも加えて伝えます。
(初心者のうちは、書き出すのも効果的です)
「あなたは、・・・です。だから私は、あなたのことが嫌い(好き)です」
「あなたは、・・・です。だから私は、・・・と感じます」
といった具合です。
ここでも、うまく表現しようとしたり、正しい言い方をしようなどと気負う必要はありません。
決してオブラートに包んだような易しい表現ではなく、ストレートにどんどん表現しましょう。
(実際に相手は目の前にいません)
そして、相手に次のような質問もしてみましょう。
「なぜあなたは、○○をしているのですか?」
「なぜあなたは、私に○○をするのですか?」
「あなたは、私に何を望んでいるのですか?」
「あなたは、私から得たいもの、欲しいものがあるのですか?」
「あなたは、私に何を見せようとしているのですか?」
「あなたは、私に何かを教えようとしているのですか?」
「あなたから、私が学ぶべきことは何ですか?」
「あなたは、私にか言いたいことがあるのですか?」
「あなたが、私に言いたいことを言って下さい」
「あなたから、私へのギフト(贈り物/価値あるなにか/メッセージ)は何ですか?」
「あなたの行動の肯定的な意図は何ですか?」
「あなたは、どんな信念や価値観を持っていますか?」
「あなたは、どんな立場・視点・考え方に基づいてその言動をとっているのですか?」
その人(それ)からの反応・返答を想像します。
思ってもみなかった反応があることに驚くかもしれません。
その人(それ)の反応・返答を、声に出して言ってみましょう。
そして、このやりとりを書き留めておきます。
・やり方がつかみにくい人のためのコツ
近くに座布団か椅子を置いて、
そこにその人(それ)がいるかのようにリアルにイメージして、話をしてみましょう。
慣れないうちは、相手の言葉を急いで言わずに、
内側から湧き上がってくるのをじっくり待った方がよいでしょう。
想像した相手のいる座布団か椅子に、実際に移動して、返答をして、また、元の位置に戻る、
という移動を何度か繰り返すのもお勧めできます。
・オプション
一通り、自分と相手の位置を往復したら、自分と相手との関係を客観的に見るために、
自分と相手の位置を距離をとって眺められるポジションに移動して(3角形の頂点の位置になります)
2人のやり取りを第3者的な立場から、振り返ってみると、気づきを得やすくなります。
その際、
「私は、この人との関係から何が学べるだろう?」
「私は、この人との関係をどうしたいだろう?」
と自問自答するのもよいでしょう。
4.その人(それ)になる(Be It)
その人(それ)になりきりましょう。
あなたが困惑させられたり、惹きつけられているその人・その性質そのものになります。
向き合う(Face It)の場面で表現・記述した特長を、「私は・・・です」といった具合に声に出して、
その人(それ)そのものになります。
慣れないうちは、混乱したり、よく分からなくなってしまいがちですので、
向き合う(Face It)の時に、3人称で書き留めておいたものを見ながら、
「私は・・・です」と置き換えていくのがよいと思います。
例えば、次のように言うことになります(あくまでも例です)。
「私はのろまです」
「私は怒っています」
「私は人のことを考えていません」
「私はかっこよくてやさしい人気者です」
とても変な感じがするでしょうが、変に感じるのが普通です。
ここで成りきっている特長・感情・性質は、
これまでずっと自分にはない/もしくは得られない、と否認してきていた、あなた自身の特長・感情・性質の一部です。
5.プロセスを完了させる
これらの「切り離されていた人格/感情/特性/経験」が自分の中に存在している/もしくは存在し得ること、
を許容し、気づきましょう。
ここで重要なのは、まさにその人格/感情/特性/経験を自分の一部として「体感/経験」することです。
抽象的・概念的に「そういうこともあるかもしれない」などと片付けてしまわないようにすることです。
ただ「それ自体になりきってください(Just Be It)」
そうすることによって、一旦は切り離されていたその人格/感情/特性/経験を
再所有して、自分自身に再統合することができます。
そうすれば、あなたはもう自由です。
その人格/感情/特性/経験を持ち続けることも、手放すことも選べるようになります。
その性質を無理に好きになろうする必要はありません。
単にその存在を「そこにいてもいい」「そう感じてもいい」と許容することです。
その際の重要なコツは「深い呼吸をしながら行う」ということです。
・やり方がつかみにくい人のためのコツ
向き合う(Face It)と、話をする(Talk to It)のプロセスで、
座布団や椅子を置いて、そこにその人(それ)をイメージしましたが、
その人(それ)になる(Be It)のプロセスでは、その人(それ)をイメージしたその場所に実際に移動し、
「私は・・・です」
と言いながら、その人格/感情/特性/経験のエネルギーに同一化してみましょう。
・オプション
それに成りきった自分を距離をとって眺められるポジションに移動して(3角形の頂点の位置になります)
第3者的な立場から「なりきった自分」を観察してみると、
また新たな気づきを得られるかもしれません。
***
フォーカスCDを活用したコツ
まずフォーカスCDのDisk2の2トラック目(Envison/Brainstorm)を10分くらい聴いて、
そのままそのトラックをリピートさせながら、このワークを始めると、
よりイメージ内での会話がしやすくなり、気づきや統合がしやすくなるでしょうし、
ストレスを緩和しながら行えますので、お勧めできます。
初心者向けプログラム(週一回 15-30分)
週に1回、その週に会った一番インパクトのある人を対象にして、
向き合う(Face It)、話をする(Talk to It)、その人(それ)になる(Be It)
の各プロセスを、5-10分くらいかけて、全部で15-30分くらいやってみましょう。
その際、紙とペンを用意し実際に書きながらやってみましょう。
座布団か椅子(もしくは、何か目印になるもの)を用意して、
そこにその人(それ)をイメージするとやりやすいことがありますので、
必要に応じて、試してみてください。
もっと慣れてきたら(毎朝・毎晩 数分ずつ)
慣れてきたら、全てのプロセスを、書き出すことなくこころの中だけで、
数分以内で完了することができるようになりますので、
影の統合のための3-2-1プロセスを、
1)朝目覚めてすぐ、「夢」の中で一番気になった人やものと、
2)夜寝る前に、その日一番気になった人やものに対してやってみましょう。
どちらの場合も対象は、煩わされる人でも、惹かれる人でもどちらでも構いません。
***
■焦らず、ゆっくり、じっくりと
それになる(Be It)時に、強い違和感や不快感を感じて、それになりきることが難しい時もあるでしょう。
それと話をする(Talk to It)時に、その人(それ)からうまくメッセージを得られない場合もあるでしょう。
また、このプロセスをやり通しても、その再所有した感情や特性をどうしてよいか分からず、
苛立たしく感じたり、途方にくれたりすることもあるかもしれません。
しかし、どうか焦らないでください。
結果を焦ってしまうと、せっかく意識に上って再統合され始めている「影」を
もう一度自分から切り離してしまうことになります。
説明した手続きの通りに、丁寧に行っていけば、必ず得るものがあります。
(うまくいっていない場合は、「影」に接触するのが不快なために、
手続きどおりに丁寧やらないでいることがほとんどです。)
この影の統合ワークの主目的は、自分から切り離されていた部分とコンタクトを取り、
自分のものとして取り返すことです。
本来、どの存在の仕方・感情/経験にも良い悪いはありません。
どんな感情/経験も、良い悪いのラベルが貼られる前は、単に純粋なエネルギーであり、
本来のあなたにとって掛け替えのない大切な一部です。
ゆっくりとご自分のペースで、継続的に取り組んでいってみてください。
この影の統合ワークを、やりやすくしたり、効果を補足・拡充させるのに役立つ別のワークの
ご紹介も準備していますが、それらも、この影の統合ワークに丁寧に取り組んだ方にこそ、
効果的に働くものとなりますので、まずは、このワークをこの形式で実際に丁寧にやってみてくださいね。
***
ここで、最初にちょっとだけ触れた件について補足しておきます。
インサイトCDを使った瞑想の場合、インサイトCDを使わない瞑想に比べて、
瞑想の弱点のいくらかが自然に補われてしまうことがある、という点についてです。
インサイトCDを使って瞑想を行っていると、人によりますが、
人間関係でいろんなことに敏感になったり、不思議ととんでもなく嫌な人に出くわしてしまったり、
感情的な不快感が増したり、イライラしたり、夢をはっきり見るようになったり、
頭痛やだるさなどの身体症状が出ることがあります。
これはある意味、インサイトCDの刺激によって、「影」や「切り離された自己」が、
半強制的に意識の表面に出されてきている、と捉えることができるのです。
ですので、インサイトCDを使った瞑想を始めてから、
人間関係でいろんなことに敏感になったり、不快感・イライラ・夢・身体症状が出るようになったら、
それを「影の統合のための3-2-1プロセス」の対象にしてワークしてみてください。
(身体症状に関しては、必要に応じて医師の診察を受けることも躊躇しないでくださいね)
それに向き合って、3人称で特長を描写し(それは・・・です)、
それと、2人称で(あなたは・・・です。)と話、上述の質問をして会話をして、
最後に、それになりきって1人称で(私は・・・です)とそれを自分として経験します。
インサイトCDを使った瞑想は、
1)瞑想本来の観察者のポジションや深いリラックスを促すと同時に、
2)通常の瞑想では弱点となる、「影」「切り離された自己」との接触・再統合も
しやすい状態に導いてくれます。
別の言い方をすれば、インサイトCDを使った瞑想では、
頭の中が静かで眠ってしまうほどリラックスしていても、様々な考えや感情が湧き上がってきていても、
どのような経験をしていても、OKだ、ということです。
インサイトCDを聴き続けていると、
必要なプロセスが、必要な順番で、必要なだけ起こってきます。
しかし、
「影の統合のための3-2-1プロセス」を知っていると、
日常のあらゆる経験をきっかけにして、それを自分の成長につなげることがしやすくなります。
と言うのも、
通常インサイトCDを使って瞑想していると、脳がバランスの取れた深いリラックス状態に入るため、
様々なストレスが自然に解放されてしまうことがあるのですが、それでも、
「影」「切り離された自己」との接触に抵抗し続けていると、
インサイトCDを聴き続けていても、日常のストレスが減らないということがありえるからです。
きっかけとなりえるのは、
人間関係のストレス、神経質さ、こだわり、好き嫌い(何かを避けたい感じ、何かに惹かれる感じ)
イライラ、何かへの過剰反応、恐れ、恐怖症、激怒、強い憧れ、悪夢、不快な身体症状
などなど日常にあふれていると思います。
是非とも、インサイトCDの瞑想とあわせて、
まずは今日から週に1回、「影の統合のための3-2-1プロセス」を始められることをお勧めします。
インサイトCDの瞑想と「影の統合のための3-2-1プロセス」は、セットで行うことで、
その両方の効果が増すようになっています。
***
ちなみに、このシャドウ・ワークが、3-2-1プロセスと呼ばれる理由ですが、
無意識的で不健康な「脱・同一化/分離」が、次のように1人称-2人称-3人称と進みますので、
1人称(私は○○です。○○を感じています。)
→2人称(あなたが○○です。あなたが○○を感じています。)
→3人称(得体の知れない「それ」が私に○○を経験させています。)
その逆を行い、経験を再統合します。
人称を3人称-2人称-1人称と遡るため、3-2-1プロセスと呼ばれています。
***
参考文献
英語教材 Integral Life Practice Starter Kit (統合的人生/生活の実践のためのスタートキット)より
Integral Life Practice Starter Kit
参考サイト 英語サイト Integral Life.com (インテグラル・ライフ)より
Practice: The 3-2-1 Shadow Process
Hot On The Shadow's Trail
著作権者の許可を得て、上記教材・サイトの情報の翻訳に、加筆・修正をしてご紹介しています。