Focus CD(フォーカスCD)とフォトリーディング・速読の甘い関係
フォーカスCDをフォトリーディングに使う場合具体的にどのように
使用すればよいのでしょうか。
とのご質問をいただきました。
まず、フォトリーディング自体は、
神田昌典さん翻訳の「あなたもいままでの10倍早く本が読める」や
「図解 あなたもいままでの10倍早く本が読める」を読むか、
もしくは、フォトリーディングの講座に参加するなどして、
その手順どおりにやることが大切です。
(フォトリーディングは米国ラーニングストラテジーズ社の登録商標です。)
その上で、私の経験的な使用法を簡単にご説明しますと、
フォーカスCD1枚目のClarityを
聴きながら、各ステップを行うとやりやすくなると思います。
アクティベーションやマインドマップ作成時には
2枚目のEnvisionがよいかもしれません。
また、フォーカスCDを聞き始めて間もない方は、全脳がCDの周波数に同調するまでに
10分〜20分掛かる場合がありますので、はじめのうちは、しばらく聞いておいてから
フォトリーディングを始められるといいと思います。
慣れれば、ヘッドフォンをしてすぐにでもOK状態になれますし、
数ヶ月も聴き続ければ、聴いていない時も脳波が快適な状態で安定するようになっていきますので、
CDがそれほど必要なくなる方も出てくると思います。
これが基本になると思います。
ただ、フォトリーディングとImmrama InstituteのフォーカスCDは
それぞれ別会社の独立した技術、商品でして、
私の見つけた上記の基本的使い方以上に効果的な使い方は、
各個人が色々試して見つけるよりほかありません。
それに残念ながら、各々の会社から特定の指示やテクニックが
公開されているわけではありませんので、私自身、試行錯誤中です。
ですから、みなさんも、基本を忠実に行いながら、自由に色々試してみてください。
以上が具体的な活用法です。
それを前提の上で、以下は補足的解説になります。
■■補足的解説■■
フォトリ−ディングを始めると、
脳波が低くなり、集中力が高まった状態になるということは
フォトリーディングの公式HPにも脳波記録図入りで解説されています。
http://www.photoreading-japan.com/photo/index.html(中ほどに脳波記録図がでています。)
また、別のページには →http://www.lskk.jp/taiken/
> リラックスした集中状態を維持できる人は
> フォトリーディングの上達が早いというのも、また事実です。
とあります。
つまりフォーカスCD(Clarityなど)を使うと、
聴くだけで簡単に「リラックスした集中状態」に入れるため、
フォトリーディングの上達が早くなる、というわけです。
一方、フォトリーディング・ホール・マインド・システムでも
その「リラックスした集中状態」に入りやすく、かつ、維持しやすくするための
テクニックがいくつか紹介されています。
1)ミカン集中法
2)フォトフォーカス
3)高速学習モードに入るテクニック
などです。
これらも優れた方法なのですが、
フォーカスCD(Clarityなど)はそれとは別の方法で(バイノーラル・ビートですね)
脳をその「リラックスした集中状態」にもっていきますから相乗効果が期待できます。
また初学者の中には、リラックスした集中状態がどんなものか、経験的に分からないので、
正しくできているかどうか心許ない、という状態にもなりえます。
その点、フォーカスCDでリラックッスした集中状態を何度も経験していると、
身体がその状態を覚えて、CDを使っていない時にも、
心地よく集中できているかどうかを、自分で判断できるようになりますから、
フォトリーディングのテクニックが上手く使えているかどうかを迷う心配がなくなります。
この点をもう少し説明しましょう。
http://www.lskk.jp/taiken/ques.html#B
に効果的なフォトリーディングができていたかどうかを判断するチェック項目が5つ出ています。
●肉体的にも精神的にもリラックスして、高速学習モードに入っていたか?
●「集中」と「読書の目的」を、アファメーションしたか?
●ゆったりと安定した呼吸を維持し、
意識上でリズムを取りながらテンポ良くページをめくっていたか?
●ブリップ・ページ、もしくはページの四隅や余白部分を意識しながら、
フォトフォーカス状態を維持できていたか?
●終了のアファメーションを行なったか?
その最初の項目の
●肉体的にも精神的にもリラックスして、高速学習モードに入っていたか?
が他の4つよりも判断しにくい項目なのです。
(他の項目は、やったかやらなかったか、だけなので判断は容易です)
フォーカスCDはこの項目に「YES!」と答えられる心身の状態に半強制的にもっていきます。
↑これ重要です。
それに加えてフォーカスCDを聴くと
主観的にも心地よさ、リラックス感、集中力を感じやすいため、
フォトリーディング体験を自信を持ったものにできるのです。
フォトリーディングはその正式名称を「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」と言って、
右脳と左脳をバランスよく利用する情報処理法です。
フォーカスCDに含まれているバイノーラル・ビートは
右脳と左脳をバランスよく活性化しますので、
ClarityやEnvisionを聴きながら、各ステップを行うと、
そのシステムに適った全脳を上手く利用した読書が出来るようになるのです。
なお、フォトリーディング自体につきましては、
私はインストラクターの資格がありませんし、一利用者に過ぎませんので、
やり方等の詳細につきましては、書籍か講座で学ばれること強くお勧めします。
もし、みなさんが
「こんなふうに使ったら上手くいった」
という体験談をお持ちでしたら、是非教えてください。
まだ体験談のない方も、自由に実験的にいろいろ試してみてくださいね。
どうせ、ただ聴くだけなんですから・・・
試すことに損はありません。
また、フォトリーディング習得の補助として、
お勧めのサイト、メルマガ、メーリングリストなどがいくつかありますので、ご紹介しておきます。
1)お勧めサイト(ページ)
http://www.lskk.jp/taiken/
http://www.lskk.jp/taiken/ques.html
これは、フォトリーディングの公式サイトの一部で、
特に下のQ&Aは見つけにくいところにあるので、
見過ごしている方も多いページかもしれませんが、大変参考になるページです。
個人的にはブックマークに入れて、定期的に読まれることを強くお勧めします。
この公式ページでは、フォトリーディングと瞑想や明晰夢との関係についても述べられています。
瞑想も明晰夢もともに、意識と無意識、右脳と左脳の橋渡しをして、
脳の巨大なデータベースへアクセスしやすくします。
そして、あらゆるものの意味あるつながりが意識できるようになり、
仕事や勉強に役立つだけでなく、人生そのものの質を高めてくれます。
瞑想と言えば、インサイトCDがありますし、
明晰夢と言えば、ドリームウォークCDがあります。
フォトリーディングに必ずしも必須のCDではありませんが、
全脳をあらゆる角度から開発するにはうってつけの道具と言えます。
2)フォトリーディング関連のお勧めメールマガジン
a) 「エンジニアがビジネス書を斬る!」 〜フォトリーディングで3分読書〜
http://www.mag2.com/m/0000132223.html
フォトリーディングでこんなふうにズバッと本が読める!
そして、著者と著書をザンザン斬ってしまう!
ベテランフォトリーダーの読み方を垣間見られます。
b) 10倍知識を得られる速読術!★フォトリーディング★
http://www.mag2.com/m/0000140369.htm
フォトリーディング公式インストラクター【インディー】こと内方恵一朗さんの発行するメルマガ。
ちょっと凄すぎる話ばかりな気もしますが、フォトリーディングの可能性を見せてくれます。
3)お勧めメーリングリスト
a) フォトリーディング習得委員会
http://hayayomi.net/index.html
「図解 あなたもいままでの10倍早く本が読める」にも密かに登場している
ハジメット。さんの主催するメーリングリストです。
上記HPの中ほどに「メーリングリストに入ろう」というところがあります。
メーリングリストでは、ハジメット。さん他数名の方がフォトリーディング・マラソンと称して、
年末までに100冊とか300冊とか目標を立てて、毎日報告をしていたこともあります。
一日に10冊近く読まれることもあるようです。
大変刺激的なメーリングリストです。
初学者の質問にも丁寧に反応してくれる方が多いです。
過去ログは膨大ですが、初期の頃のログを読まれると、
フォトリーディング初学者に参考になるところがあるかもしれませんよ。
4) お勧め勉強法
「速く読むから理解できる!速読法から生まれた 非常識な試験勉強法
高速大量回転法による資格試験・超短期合格法」
http://www.utsude.com/Kosoku_Tairyo/Kosoku_Tairyo.htm
これは上記フォトリーディングMLで紹介されていた試験勉強法です。
詳しくは上記HPをご覧頂くとして、
フォーカスCDをお買い求めの方の中には、
難関国家試験に挑戦の方が多くいらっしゃるようですから、
大量の資料を限られた時間で学ばなければならないことばかりでしょう。
そんな時、この勉強法は大いに参考になると思います。
私も自分が効率よく勉強できていたときのことを思い出すと、
この方法に近い方法を採っていたことに気がつきました。
大変、理に適った方法だと思います。
また、ヤフオクやインフォカートなどでも色々な勉強法が情報商材、ノウハウとして、
販売されているようですね。
私はそういったものを購入したことはありませんが、
もしお客様の中で「これはいいものだったよ」というクチコミ情報を共有してもいい、
という寛大な方がいらっしゃいましたら、メールをお待ちしております。
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まとめ
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フォーカスCDも単体では全てをまかなえません。
意欲 x 効果的な勉強法 x 努力 x フォーカスCD = 加速した成果、進歩
という掛け算ですからね。
自分のコントロール範囲内にあるものは、どんどん役立つものに取り替えていきましょう!!
すこしでも参考になりましたでしょうか?
フォトリーディングも基本を押さえれば、何でもアリで、自由度が高い方法ですし、
フォーカスCDも聴くだけで気楽なものです。
Clarityを基本に、Focus、Envisionも色々試してみて、
一番心地よいものを探すのもよいかと思います。
みなさんも色々試してみて、またご報告ください。
楽しみにお待ちしております。
2006年09月08日 23:20