フォーカスCD:皆様からのご質問への回答を追加しました。
Q1:他のことをしながらフォーカスCDを聴いてもいいですか?
A1:フォーカスCDは何か活動している最中に聴くために作られています。
仕事、学習、読書、運動などで集中力、明晰さ、注意力、創造力を高めたい場合にお使いください。
Q2:各トラックは最後まで聞かないと効果が得られないのですか?
A2:長時間の読書、仕事、学習、運動で使用することを考慮して22分から72分の長時間の録音になっているだけですので、各トラックを最後まで聞かないと効果がない、ということはありません。
ただ、最善の効果を得るためには最低20分聴くことをおすすめします。
また、長時間でも集中できるように音響技術が工夫してあります。
Q3:どんな時にDisk1のClarityを聴いたらいいですか?
A3:Clarityは読書や趣味を行う場合などのリラックスした集中状態に適しています。
ジョギングなどの運動にも適していて、いわゆる「ゾーン体験」「フロー体験」に入りやすくなります。
早いアルファー波を誘導するバイノーラル技術を使用しています。
Q4:どんな時にDisk2のFocusを聴いたらいいですか?
A4:Focusは仕事、学習などで、細部に注意を払う必要がある作業を行うのに適しています。
ベータ波を誘導するバイノーラル技術を使用しています。
Q5:どんな時にDisk2のEnvisionを聴いたらいいですか?
A5:Envisionは創造力を発揮したい時に適しています。
素早く問題を解決する時や、ブレーンストーミングなどで創造性や革新性を引き出します。
アルファー波とシータ波誘導するバイノーラル技術を使用しています。
最近の研究では、記憶力が発揮されている時にはシータ波が出ている、という研究がありますので、
試験などの準備で覚えることが多い教科の勉強に使われるといいでしょう。
Q6:フォーカスCDはどれくらいの頻度で聴いたらいいですか?
A6:フォーカスCDは、集中力、注意力、創造力が必要な時に、好きなだけお聴きください。
数時間聴き続けても大きな副作用はありません。
集中力が高まるため、入眠前にフォーカスCDをお聴きにならないようにしてください。
Q7:フォーカスCDには長期的な利用による効果も期待できますか?
A7:フォーカスCDの効果は2つあります。
ひとつは即効性のあるもので、仕事や勉強中に集中力が高まるというものです。
ほとんど方が初めてフォーカスCDを聴いたときからこの効果を感じられます。
同時に、日常的にフォーカスCDを聴くようにしていると長期的な効果も現れてきます。
フォーカスCDは脳を「全脳シンクロ状態」に導きいて、右脳と左脳がバランスよく協働するようになります。
フォーカスCDを日常的に使用すると、高度に集中した状態がどんなものであるかを脳に教えて、徐々に、フォーカスCDがなくても自然に同様の高度集中状態になるように、脳がトレーニングされていきます。
Q8:インサイトCDとフォーカスCDを併用しないと効果が期待できないのですか?
A8:いいえ。インサイトCDとフォーカスCD2枚組みは独立しており、使用目的も違います。
両方が相補的に作用するわけではありませんので、必ずしも併用する必要なありません。
Q9:フォーカスCDはADD(注意欠陥障害)の子どもや大人に効果があるのですか?
A9:フォーカスCDはADDの大人や子どもの集中力と明晰さを改善し、
薬以外の代替方法として注意力と認知機能を高めます。
この20年の間にいくつかの研究がなされ、バイノーラル技術が注意力、集中力の向上とADDの治療に効果があることが報告されています。
1991年の応用心理生理-バイオフィードバック学会年次会で、ハロルド・ラッセル博士は、
ベータ波がADDの子どもの認知機能を改善したとの研究を発表しています。
さらに、1997年にデューク大学医療センターの精神医学・行動科学学部が行った研究によると、
バイノーラル技術が認知機能の向上に効果があることが示されています。
その研究には「バイノーラル音響技術の刺激は、課題の達成具合と課題にまつわる気分に影響を及ぼす」と報告されています。
(Lane,Kasian,Owen,Marsh; 1998, Binaural Auditory Beats Affect Vigilance,Peformance, and Mood; Physiology & Behavior, Vol.63, No.2)
(論文タイトル:バイノーラル・ビートは不眠症と課題達成能力と気分に影響を及ぼす)
Q10:CDを聞いている期間(時間)だけ効果があるのでしょうか?
例えばある期間聞き続けると、その後は聞かなくても集中、リラックスをコントロールできるようになりますか?
会社で仕事中に集中したい時 CDを聞くことは不可能なもので
A10:フォーカスもインサイトも「ある期間聞き続けると、その後は聞かなくても集中、リラックスをコントロールできるようになる効果」は充分に期待できます。
そうすると、「どれくらいの期間聴けばいいのか?」という質問もあると思いますが、
まずは聴ける時に快適さを充分味わわれることをお勧めします。
確かに、「仕事中に聞けないが、聞けたらどんなにいいことだろう・・・」
と思われるお気持ちは痛いほどよく分かります。
私は自宅で作業していますので問題ありませんが、うっかり聴かずにやっている時など、
あわてて聴いて、ほっとして、その後何時間も快適に仕事をする、ということもしばしばです。
それと同時に、フォーカスを聞き始める前の4ヶ月前と比べると、
聴いていない時も快適さが増したかな・・・という印象を持っています。
聴ける時に気楽に聴いて、充分に快適さを味わわれるといいと思います。
そうしている内にいつも聴くようになって、脳も変化していきます。
Q11:記憶に最適なトラックはどれですか?
A11:シータ波とアルファー波を誘導するDisk2のEnvisionです。
最近の研究で、シータ波と記憶が深い関係にあることが分かってきています。
このことは、あるテレビ番組のあるある情報として紹介され、話題になりました。
Q12:フォーカスCDでも脳の神経系は成長しますか?
A12:はい。
バイノーラル・ビートには脳の神経系を成長させる効果がありますので、
フォーカスCDにもその効果はあります。
ただ、脳神経系の成長作用はインサイトCDの方が強くなっています。
最近の研究では、シータ波が神経細胞の増加にかかわることが分かってきています。
久恒辰博・東京大助教授(脳科学)らによると、
「シータ波が海馬に伝わると、神経細胞が神経伝達物質ガンマアミノ酪酸(GABA)を出し、
それが神経細胞の元となる前駆細胞を刺激、神経細胞ができる」
ということが研究によって分かったということです。
ヤフーニュース:シータ波で神経細胞増加 学習で賢くなる仕組み解明
をご参照ください。
2005年11月25日 23:37
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