直感とは、今この瞬間に感じていることを最大限に活用する、ということです。

　
　
インサイトＣＤを使うと、潜在意識との繋がりが太くなるので、直感力が開発されてきます。

しかし、この直感を誤解されている方が多いのです。
　
　
直感と言うと、
　
　
■突然何かの正解がハッキリ頭に思い浮かぶ

■人の考えていることが手に取るようにわかるようになる
　
　
という華々しいものを期待される方が多いようです。
　
　
　
確かに、そういう形で得られる直感もありますが、それは全体の一部にすぎません。
　
　
本来の直感とは、今この瞬間に感じていることを最大限に活用する、ということです。
　
　
それはかすかな「違和感」や、「心地よさ」という形で今この瞬間にもあなたに訪れています。
　
　
　
「何となくいい感じがする」

「何となく嫌な感じがする」
　
　
まず身体の感覚を大切にすることが、直感を使う第一歩です。　
　
　
　
インサイトＣＤを使っていると、不快な症状が出てくることがあります。

それは、それまで無視して感じないことにしてきた「不快感」を再び感じられるようになることで、
自分にとって何が快適で、何が不快なのかを感じ分ける能力（＝直観力）を
取り戻し始めている現象なのです。
　
　　
例えば、疲れているのに、頑張りすぎている場合などは、インサイトを聴くと、とにかく眠くなります。

イライラを押さえ込んでいると、イライラしてくることもあります。

そんな時は、心身の快適さを無視して、逆らい自分を傷つけている、
と思い当たるところはないか、胸に手を当てて、感じてみてください。
　
　
　
今度は逆に、一番やりたくない、と考えていたことが、イメージとして
何度も何度も浮かんでくる場合もあります。
　
　
ある人は、インサイトＣＤの瞑想を通して、自分がどんな職業についたらいいか、
についてだけは、直感を得られないでいました。

そのことを相談された時、
「じゃあ、一番やりたくない最悪の職業はどんなものですか？」
と尋ねてみると、

「今の仕事をやめて、田舎に帰って○○をすることですね。
　そのイメージは瞑想中に何度も浮かんできて、うんざりしています。
　早くこの不快感を浄化したいです」
　
　
と言っていました。
　
　
すかさず「それこそやるべきことだ、という啓示のように聞こえますが・・・」
と伝えました。
　
　
数ヶ月して、田舎で元気にその仕事をしている彼から連絡がありました。
　
　
「あの後、しばらく別の仕事をしていたけれど、偏頭痛や不眠が辛かった。
　その後、あのイメージに出てきた仕事への誘いがあって、今、それをやっています。
　もう偏頭痛も不眠もありません。」
　
　
彼の場合、「親元に帰るのがとても嫌だ」という「考え」を持っていました。
そして、直感からの「お誘い」を感じるたびに、不快に思っていました。

しかし、実際その仕事をやってみると、とても元気な自分に気がついた、
と言うわけです。
　
　
　
このように、インサイトＣＤを毎日聴いていくと、小さな感覚の変化に気づきやすくなります。
　
　
快・不快の感覚が今までと、微妙に違ってくるのを感じるようになるでしょう。
　
　
それを見逃さないように、丁寧に感じてみてください。
そして、それについて、考えたり、逆らったりせず、その流れに乗ってください。
　
　
その流れに乗って、自信を持って行動してください。

その道が愛と幸運に満ちた大いなる流れに乗っていく道です。
　
　
直感とは、明確な指示のようなものではなく、
今この瞬間に感じていることを信頼して、その流れに乗って、自信を持って行動していくことなのです。