慣れ?のためか最近インサイトで芳しい効果を感じませんが・・・



それも瞑想を深めて気づきを得ていく大きなチャンスの時です。

 
 
お客様から次のようなご質問をいただきました。


> 最近インサイトCD聞き始めたものです。
> 最初のうちはリラックス感などを感じていましたが、最近は
> 慣れ?のためかあまり芳しい効果を得られない感じです。
>
> 無意識、潜在意識のレベルで影響しているかもしれませんが
> やはり最初聞いた感じがなくなると寂しいものです。
> あまり意識しないで、ただ聞いていればいいのでしょうか?


以下回答です。


ご質問ありがとうございます。


確かに最初感じた強い印象が薄れると、寂しい感じがしますよね。
私も1年以上使っていますが、そういう経験を途中に何度もしているので、よく分かります。


おっしゃるようにあまり意識しないで聴き続けていれば、潜在意識や脳の神経回路に
影響が続いていきますので、地道に聴き続けられることをお勧めします。


どうしても飽きてしまうとか、つまらないと感じるようであれば、
しばらく間をおいてまた聴き始めると、新鮮な効果を実感しやすくなります。


本当は間を空けるよりも、聴き続けたほうがいいのですが、
どうしても飽きてしまう、などの場合には、仕方ないかもしれません。


私も何度か間を空けてみたり、逆に我慢して聴き続けたりと、
気長に聴き続けるつもりで、柔軟に対応しています。


ただ、ずっと続けていたほうが変化は早いようです。
最終的に数年から数十年単位で長く続けるつもりでいると、よいと思います。


一時的な快適さや、根が深くない問題に関しては数ヶ月から1~2年の間にかなり効果が現れますが、
更に5~6年以上地道に続けていけば、瞑想の本領である深い人格的変化につながっていきます。


数ヶ月単位での変化や効果を気にしすぎてしまうと、
もっと深い効果を逃してしまうことにもなりかねないので、
地道にひたすら続けられるのが一番です。


確かにこのCDは一日24分以上ただ聴くだけでいいのですが、
それを続けることに一番の意味があるわけです。


変化がほとんど感じられない段階(一時的な頭打ち状態)がしばらく続く時期が必ず誰にも現れます。


それをラセンと喩える場合もあります。
変化や効果の実感はずっと右肩上がりに直線的に起こり続けるわけではないようです。


「なんとなく寂しさを感じている自分がいるなあ」


とご自身を客観的に観察する、というかただ眺めて、判断や
解釈をしないでいると、更に瞑想が深まっていきます。


そういう瞑想法の詳しいやり方や、考え方を紹介した本としては、

ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践

やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方

ポケットの中のダイヤモンド―あなたはすべてをもっている

世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え


などがお勧めです。
一読のみならず、座右の書とされることをお勧めできる本です。


以上回答になりましたでしょうか?


また何かございましたら、お気軽にどうぞ。
お待ちしております。

2006年09月05日 21:33